先日、まだ上映しているところを探し出して観てきた映画。
ちょうど自分が考えていることが映画になっていたので、観るのがつらいかと思ったんだけど観ておかなくてはいけない気がして。
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開始10分で孤独に泣きそうになった。でも泣くことではなかった。そーゆーのではないのよ。ドキュメンタリーなのかと思うくらいリアル。とてもいい映画。#PLAN75
— ばんばん (@banban201405) 2022年9月14日
最初のシーンはいらなかった。日本で知らない人はいないだろう。海外向けなのか、ずっと後世向けなのか。それにしては説明は不足してるからナレーションと静止画でもよかったのでは。#PLAN75
— ばんばん (@banban201405) 2022年9月14日
なぜ75なのか?という感想も見かけるけど、75はすごく妥当。すごいピッタリな設定なんだよ。それより後だと認知症が増えて本人意思確認が微妙になるし、それより前ではまだ元気だ。そう。どうやっても仕事がなくなる年齢が70過ぎくらい。そして年金が少ない国民年金だと貯蓄も切り崩す年齢だ。#PLAN75
— ばんばん (@banban201405) 2022年9月14日
前にもちょっとつぶやいたけど、わたしも将来を悲観したりしんどくて辛かった時、そうだよ!70歳過ぎたら死ねばいいんだ、と思った。それから気が楽になった。そして時々それを考えては修正かけて、多分75歳だな。と、落ち着いた。それを考えると、何と!怖いくらいのリアルな設定。
— ばんばん (@banban201405) 2022年9月14日
団地とか孤独死とか、全然他人事でもなく、すぐそこにあるリアルそのものだし、なぜ不動産探しをしたのかがちょっとわからなかったのだけど、民間賃貸は老人にはなかなか貸さないよね。そうなると終の住処が団地だという認識。
— ばんばん (@banban201405) 2022年9月14日
子どもがいて、状況が変わる人もいれば変わらない人もいる。親が悪いのか子どもが薄情なのか。理由はそれぞれだしどちらも責められない。責めても仕方ない。ただ、疎遠であった叔父に対する気持ちの変化、仕事であるべき相手への思いの変化。感情は常にそこにある。感情の化学変化。それが少しの救いだ
— ばんばん (@banban201405) 2022年9月14日
ってブログに書こう 笑
— ばんばん (@banban201405) 2022年9月14日
書いた 笑
補足
あとからレビューをちょこちょこ読んで、あぁそうか。20歳台とかだと、老人かわいそうって思っちゃうのかなって。どこをかわいそうだと思ったのかなぁ。日々の生活?それともPLAN75を選択しちゃったこと?
この話はPLAN75という制度がないことを除けば、まさに今そこにある現実。ちゃんとお金があって豊かに暮らしていけたり、家族が助け合ったりしてる人には想像もできないのかもしれないけど、そんなに珍しくなく、すぐそこにある話。地域に団地はない?古い団地。そこにはここに出てくる老人たちと同じような人がたくさんいるよ。年金?90代や80代の人のころは年金制度がまだ整備されていなかったり、国民年金だったりするから、年金なんか4万くらいしかもらってない。そういう人は団地に住んで頑張って仕事をしながら生活をする。いよいよ働く口もなくなれば生活保護しかない。
主人公が賃貸住宅を探しに行く下りもあったけど、そもそも通常の賃貸住宅は高齢者には生活保護でもなければなかなか貸してくれないよ。あれ、なぜ引っ越しを考えたんだろう。何か見逃してる?
あと、これも何か見逃してたかな?わからなかったのが、PLAN75を選んで10万円をもらって「お気持ちが変わられたらいつでもやめることができます」ということで、やめた場合、10万円返す?いや、それはないよね。それはひどいよね。でも2回目は?PLAN75申し込んで10万円もらって、やっぱりやめて、やっぱり再申し込みして、その時は10万円もらえない?そもそもキャンセルしたら2回目申し込みはできない?それもないよね。PLAN75を利用してほしいという政府の方針なんだから。と、自分の中で納得。
レビューでは「考えさせられた」とお決まりの感想がたくさんあったけど、どこを何を考えさせられたんだろう。死を選ぶこと?貧しさ?PLAN75に関わる仕事をしなくてはいけない人のこと?PLAN75に関わる仕事も現場に近ければ近いほど残酷になってくる。良心があればあるほどそれに慣れてくる自分にも苦しくなってくる。PLAN75に関わっている人でも制度の上のほうにいる人には、想像もしたくない、想像もできないことが現場では行われていることは、ちょっと想像すればわかるはずなんだけど想像しない。これは映画のPLAN75に限らずそうだよね。そういう辛く厳しい現実は常に考えていられないもん。心が死ぬ。で、そういうPLAN75を利用する人もPLAN75のお仕事をしている人もそういう悲惨さとかをきれいに隠して、まるでマイナンバーカードとか携帯電話の勧誘みたいにスマートにやっちゃってる。それが後からじわじわ怖くなるのかな。
このままだと多分わたしの老後も似たような感じになるんだろうな、って思ってるから、PLAN75は全然他人事ではない。利用したくない人は利用しなくていいんだし。あ、でも同調圧力がかかるのはダメだな。実現にはなかなか難しいだろうし、無理だろうな。それはそれでよいし、元気に頑張って生きていきます。
今日はここまで。
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