花なんてもらっても嬉しくない
という記事を見ました。
この記事とはちょっと違うのですが、わたしも思い当たることがたくさんあります。
わたしの場合は「嬉しくない」わけではないのです。もらったときには気持ちは嬉しいのです。でも、その後はちょっと微妙。
一人暮らしで仕事もハードで、仕事が終わってからも飲み歩いていて、ほとんど部屋にいないような生活をしていた頃。
花をいただいて部屋に飾っても、見る時間もないんですよ。
とりあえず花瓶がわりのコップにさしておいて、茎を少しずつ切って長持ちさせようとするのも面倒だったし、水を替えるのも面倒だったし、水をこまめに替えていてもいつかダメになるし、虫が飛んだりすることもあったし、いよいよ花がダメになって捨てるのもいやだし。
そう。そうなの。
ダメになった、あの茎のところがちょっと腐っていく感じや、花のほうまで水が行き渡らない感じがいやだったのです。
そのお花の一生の最後、みたいなものに付き合うの感じ。全部自分のせいに思えちゃったり。切り花が枯れるのはわかっているんですが、それが何となくいたたまれなかったり。
だからといって鉢植えはもっと無理でしたけどね。
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会社とかで何かがあって、贈り物としていただいたお花の半分くらいは、こっそり同僚や、そのあとに行ったお店の女の子(従業員やお客さん)にあげちゃったりしていました。なんてまぁ罰当たりな。
気持ちだけ頂いておきました。
可愛がってもらってね。
わたしに枯らされるよりもいいよね。
幸せになってね。
と、祈りながら、あげちゃいました。
◇
小さいころ、小学生の頃は、お花屋さんの店先をのぞくのが好きで、母の日とかじゃなくても、おこづかいためて、普通の日にほんの少しだけお花を買ったりしたのですが、いつ、その、可憐な心を、失ってしまったのかしら。
元記事のかたはともかく、わたしの場合は、余裕と疾走感の問題だったのだと思います。ねっからのズボラってことだったのかもしれません。
花を飾っても誰も見てくれないし、とか思ってた。
自分も見てなかった。
あの頃は疾走してた。
時間に多少の余裕ができた頃は、お金に余裕がありませんでした。
花もね、高いんですよ。
花を買うお金で、
牛丼食べられちゃうんですよ。
吉野家 今ならベジ牛もいいですね。
吉野家 ねぎ塩ロース丼は(^ ・(oo)・) 豚ですね。
並盛りで480円です。
吉野家 うな重は2枚がちょうど良いですね。
でも、あれはちょっとお高いんですよ。
サッポロ一番5袋パックが買えちゃうんですよ。
5回楽しめますよ。
なんなら、塩と醤油の両方を常備できますよ。
チロルチョコのファミリーパックを買って1つずつ食べるのも楽しいです。
さすがに一気食いはしませんから、長く楽しめますよ。
花より男子 全20巻完結セット (完全版) (集英社ガールズコミックス)
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いま、最近、やっと、お花を飾るのいいな、と思えてきました。
忙しいときだからこそ、心に余裕を。
と、いいますが、それはやっぱり難しいです。
余裕がないとわたしには難しかったです。
今もいろんな意味で余裕はないですし、いっぱいいっぱいですが、でも、あの頃に比べると少し気持ちに余裕があるのかもしれません(毎日ブログ書いてるしね)。
ダイニングに飾った小さな花。
きっかけはハーブ。
手前はイタリアンパセリ。こんな風にイタリアンパセリとかレモンバームをちぎって、空き瓶に入れてテーブルに置いたら、爽やかな気持ちになれました。香りも爽やかサワデーでしたし。
で、お花もいいかも、と思ったのです。
テレビを見たり、海外ドラマを見たり、海外ドラマを見ていて、ふっと視界に入る花には、やはり目を留めてしまいます。
(↑ ごちゃごちゃしすぎやろ )
サッポロ一番醤油ラーメンにシシトウを入れて食べていても、担々麺を朝から食べていても、酸辣湯麺にお酢を追お酢して食べていても、ふぅ~~~と、顔を上げたときに花と目が合ったり、ボーッとしているときに、テーブルにのっている花を視界の隅でとらえると、気持ちがキラキラしてきます。
これからの季節、日中締め切っている部屋に生花は、なかなかつらいものがありますが、梅雨の時期にお部屋にお花があると爽やかな気持ちになれるかも。涼しくなったら共存は楽かも。そんな風に少しずつ楽しんでみようと思います。
今なら喜んでいただきます。
いただきます。
ごちそうさま。
今日はここまで。
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