いつでも、どんな業種でも、倒産されると迷惑を被る人や会社はある。だからそうならないように、がんばってがんばってどうにかしようと思うわけなんだけど、それでも立ち行かなくなることはある。それはもう仕方ないよね。
最初っから倒産させようと思って起業するなんてこと、よほどの悪意がなければしないだろう。みんな「うまくいく」と思って会社を作って頑張るんだ。でも、うまくいかないことはある。後付けで「経営手腕が」「そもそののビジネスモデルが」「資金調達が」とか言われても、その時点ではもうどうにもならない状況になっていることはあるよ。うん。あるよ。今は栄えている企業にだってそういうことは何度かあったと思うし、そのまま潰れていった企業も1回は乗り越えて次がだめだったりしてるかもしれない。
それでもさ。そうなった時にできるだけエンドユーザーと社員の被害が少なく済むように、ってやってほしいと思うんだよね。
資産と現預金を支払うべきところに支払うことや、関係各所に連絡すること。
どうやったって絶対に多くの人や企業に迷惑がかかるのはわかってる。どんなに配慮しても誰かに迷惑はかかる。倒産しないのが一番いいんだけど、それが不可避なら、せめてものことはするべきじゃん。
倒産は大変だ。逃亡も大変だ。でも、最後の最後に逃げちゃだめだ。わたしは思う。逃げたくても逃げられないうちに首が回らなくなったんでしょ。それなら最後まで始末つけようよ。悪い筋でもからんでいるのでなければ。
そう思ってる。それは次の事業化のため、復活のためでもあるし、来世のためでもある。被害を受けた多くのユーザーの恨みが少しでも少なくすむように、と。
※たいていの経営者はちゃんと始末つけてる。
※まだ「はれのひ」は法的には倒産という手続きには至ってないと思うけど。
※「てるみくらぶ」も「はれのひ」も被害にあったユーザーのことを思うと胸が苦しくなるよ。
今日はここまで。
- 作者: 帝国データバンク情報部
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