昨日書いたばかりですが観ました。
「アクエリアス 刑事サム・ホディアック」
スーパー!ドラマTVでやっているのを録画して、夜に観ようと思ったりしていたわけですが、どうもその気にならない日々が続いて...
だって「悪名高きチャールズ・マンソン」。犯罪カルト集団を作り率いたマンソンの話ですから、多分明るい楽しい気持ちにはならないわけです。試しにちょっとチラ観したら暗くなりそうなシーンの連続だったし。
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部分的にノンフィクションだと思うと、より重たい。
あらすじはこっちを観てくださいね↓↓
主人公のサム・ホディアックを演じるのは、TV「X-ファイル」のフォックス・モルダーFBI捜査官役で知られるデヴィッド・ドゥカヴニー。60年代のアメリカを鮮やかに描いている点で本作に魅かれたというドゥカヴニーは、製作総指揮にも名を連ねている。対する悪名高きチャールズ・マンソンには、「ゲーム・オブ・スローンズ」のレンリー・バラシオン役で注目されたイギリス人俳優、ゲシン・アンソニー。ソフトな物腰の中に凶暴性を潜め、そのカリスマ性で狂信者たちを操ったマンソンを好演している。
だが、しかし、観始めたら止まらなくなりました。
なんだろう、このうまさ。
展開の早さと、印象に残るシーン。
時代を感じさせる音楽とファッションとインテリア、車。
放映された6話まで観ました。
舞台はアクエリアスの時代。
アクエリアスとはAge of Aquarius。
水瓶座の時代。
アメリカのニューエイジ1960~1970年代です。
1960年代といえばサイケなファッションでPOPな音楽。
大きめの花柄と幾何学模様と奇抜な色使い。
オースティンパワーズな世界。
でも、
ベトナム戦争。
人種差別。
ヒッピー。
1964年7月2日に公民権法成立。
公共施設や公共教育での人種差別は法的に禁止。
あのアメリカの刑事ドラマでは必ず出てくる、権利の告知。
You have the right to remain silent.(あなたには黙秘権がある。)
Anything you say can and will be used against you in a court of law. (なお、供述は、法廷であなたに不利な証拠として用いられる事がある。)
You have the right to have an attorney present during questioning.(あなたは弁護士の立会いを求める権利がある。)
If you cannot afford an attorney, one will be provided for you.(もし自分で弁護士に依頼する経済力がなければ、公選弁護人を付けてもらう権利がある。)
ミランダ警告がちょうど始まった頃の話で、ドラマの中でも「ミランダ、なんとかってやつ」「メモを見ないとわからない」というシーンがあります。
音楽もエピソードもその当時の時代を感じられます。
このドラマがマンソンだけの話だったら、ちょっと苦手だったかもしれないけど、それ以外のいろいろな要素が挟み込まれています。盛り込みすぎじゃない?というほど、人それぞれのエピソードもたくさん盛り込まれています。ものすごく露骨に。これにも嫌悪感を抱く人もいるかもしれません。
この先、もっとダークに重たくなるかもしれませんが、ちょっと楽しみに観ようと思っています。
マンソンとその時代背景勉強中!
今日はここまで。
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