2017年一番良かった映画
今年も映画を観まくりました。が、後半失速。プライベートでがたがたと色々あってなかなか映画館に足を運べなくなりました。
その中で、じわじわとやっぱりよかったなーという映画は実は昨年12月に試写会で観たもの。公開は2017年だけど。
1年経ってやっぱりこれがじわじわとよかったなーと思い返してました。このタイトルとか日本版のフライヤーとかはともかくとして。
幸せな生活が外的に破壊されて、そして自らの破壊と再生の話なんですが、これがね、弱っている心に刺さりました。沁みました。
再構築するためには、全部ぶっ壊さなくてもよくて、それはあくまでも心の中の問題。ただ、ぶっ壊していく。力の限りぶっ壊していく。それは観ているこちら側をひやひやさせながらも、とてつもない爽快感。でも壊すことも簡単ではないの。握っているハンマーの腕も痛いし、釘を踏んでも痛いし、壊す作業は疲れる。壊すということ自体が痛みや疲れを伴うもの。 その痛みや疲れも、実際に経験しなくてはわからないこと。それを経験して、ぶっ壊したあとに何が見えてくるのか。
雨の日は会えない、晴れた日は君を想う - おうつしかえ
新たな転換期がそろそろ訪れそうな年末年始。もう一度 観ようか。自分の破壊と再生を考えてみようか。
2017年一番良かった海外ドラマはシカゴシリーズ
海外ドラマは迷う。たくさんあるから迷う。ラストシップもよかったし、でも今年一番楽しみに観ていたのはシカゴ・ファイアのシカゴシリーズ。
消防士ものといえば、バックドラフト。
これで、小中学生の理科の「燃えるときには酸素が必要」を納得しました。
で、消防士ドラマってあまり期待していなかったのですよ。だって、火を消して、また火を消して、でしょ?消防署内部の恋愛?うーん。なんだかなぁ。でも、製作総指揮がLAW & ORDERなどなどのディック・ウルフ。彼の作品はだいたいわたしの好みなので、まぁ観てみるかっ、っていう感じで観始めました。1話はそりゃおもしろいでしょうよ。で、2話以降からは同じような展開の繰り返しになるんでしょ?あーはいはい。あまり展開ないよn...ええええええええ。面白すぎるだろ!!ってぶっ飛びましたわ。
シカゴを舞台に、命がけで命を守る、熱き男たちの活躍を描くヒューマン・ドラマ。
シカゴ消防局51分署に所属する救助第3小隊の小隊長セブライドと、はしご第81小隊の小隊長ケイシーを中心に物語は繰り広げられる。同僚の死を目の当たりにし、その責任から対立しあう2人だが、いざ現場となれば一転、信頼し合い救助へ向かう。
タイプの違う2人のイケメン。これはもう海外ドラマの鉄板ですわな。スーパーナチュラルのディーンとサム。SUITSのハーヴィーとマイク。ホワイトカラーのピーターとニール。
あ。SUITSに出ていたメーガン・マークルは英ハリー王子と結婚しちゃうからね。
シカゴ・ファイアは人気沸騰して、あれよあれよという間にスピンオフが登場。シカゴ市警を舞台としたシカゴ P.D.とシカゴ・メッド 。
消防士と警察官は切っても切れないですし。
消防署には救急救命士がいますし、そのあとに医療センターに被害者を送りますし。
そう!つまり嬉しいほどのクロスオーバーが劇中で行われているのです。あれ?今日はどっちを観てるんだっけ?っていうくらいキャストが普通に行ったり来たりしています。
この3作。どれも好きなのですが、強いて一作あげるとしたら、シカゴ P.D.かな。特捜班を率いるボイトは黒い噂がつきまとう警察官。そもそもの登場はシカゴ・ファイアのケイシーとの対立。汚い手でケイシーを脅迫し、自分の息子をかばう汚職悪徳警官で、大変に憎たらしい存在でした。でも存在感はばっちりで、悪役ではありましたが「いいなーこのキャラ」と思っていたところに、シカゴ P.D. こっちに出てくるキャストのほうが好きかも。みんな心に大きな影を抱えている人だからかな。
まだ今からなら追いつきますよ。年末年始に時間がある人はまずはシカゴ・ファイアから参戦してください。
※※ちょいネタバレ※※
シカゴ・ファイアの一番の残念はあの人の死だな...あの人好きだったし、演じているキャラも好きだったのにな...今は別のドラマで観てるからいいけど
今日はここまで。
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