おうつしかえ

ブヒブヒ言ってるだけです。誰も恨んでいません。

ハイネケン誘拐の代償[映画]アンソニー・ホプキンスの圧倒的な存在感

世界的に有名なオランダ・アムステルダムのビール企業、もちろんみんなも知っているであろう、かつてわたしもガブ飲みして幸せ感に包まれたハイネケン。

 

このハイネケンの会長であるフレディ・ハイネケン、もちろん大富豪!が1983年に誘拐されました。

 

無事に救出されましたが、誘拐したのは幼なじみの仲良しの5人の若者。

その実話を元にしている映画です。

 

リーフレットには「ミステリー」とありますが、謎解きミステリー要素はありません。

 

ですが、ハイネケン誘拐の代償。

 

ポスター アクリルフォトスタンド入り A4 パターンA ハイネケン 誘拐の代償 光沢プリント

 

監督はダニエル・アルフレッドソン。

 

5人の若者が、どうやったら大金を手に入れられるか、綿密に計画を立てます。

 

大きな犯罪を犯すには元手が必要。

そしてまずは...それから...

 

kidnapping.asmik-ace.co.jp

 

80年代の風景やファッションがたっぷり楽しめます。

 

5人の若者は

 

アバター、ターミネーター4のサム・ワーシントン。

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鑑定士と顔のない依頼人のジム・スタージェス。

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トゥルーブラッドのライアン・クワンテン

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マーク・ファン・イーウェン←いい味出してた。

トーマス・コックウェル←若手で可愛らしい存在。

 

そして、ハイネケン役はアンソニー・ホプキンス。

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もう、何といっても「レクター博士」のイメージが強いのですが、ちょっとコミカルな、重厚感のあるこういう役でも、その存在感たるや!

 

これは犯人5人の映画なわけですが、いやいや、アンソニー・ホプキンスの出番をもっと増やしてもいい。もっと駆け引きしてもいい!もっと満腹になりたかったです。

ここから少しのネタバレ

 

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誰も殺さずに見事、強盗に成功し、有頂天になり自信を持つ5人。それを資金にして今度はハイネケンの会長を誘拐するべく、準備を重ねていきます。

 

捜査のしかたや道具が80年代だなぁと思います。

 

今だともっと科学捜査が進んでいたり、スマホとかGPSとかいろいろ出てくるでしょうが、古き良き時代という感じでしょうか、地道な犯罪と地道な捜査という感じがしてそれがググッときます。5人に共感するというか。

 

犯罪者グループ目線での映画は、「オーシャンズ11」とか 明るく楽しいものも思い浮かびますが、

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おもしろ誘拐では邦画でこんなのありましたね。

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「ハイネケン誘拐の代償」は、身代金を得るまでの苦悩、そして、みごと身代金を得てからも苦悩の連続。

 

彼らはいい人なんです。普通の労働階級の若者。だから誰も傷つけたくない。なのになぜ?その当時のオランダの労働階級の

 

今なお、個人に支払われた身代金としては最高額だそうです。

 

ハイネケンが言います。

金持ちには二通りある

大金を手にするか、

大勢の友人を持つかだ。

両方はありえない。

 

結果、友人をなくしていった5人。

 

エンドロール前に5人のその後が紹介されていましたが、ハイネケン氏はこの事件をきっかけに警備会社を設立、5人の一人がその後マフィアとなったり、その後もとても興味深い。そこも含めてじっくり2時間でやってもよかったなぁ。海外ドラマ化してもいいかも。

 

最後にもう一つ笑いのポイントをネタバレしておきましょう。

 

誘拐の犯人を知っているよ。

それはバド(バドワイザー)だ。

 

一番笑いが起きたところでした。

今日はここまでー。

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