銀座7丁目にあるサラマンジェ。2006年虎ノ門にサラマンジェ ド イザシ ワキサカが2013年に移転してきたお店です。
銀座は大好きですし、お店の評判もとてもよいですし、お料理がボリューミーだという噂も聞いていたので「行きたいな」と思いつつ、銀座のフレンチなんて最近はすっかり敷居が高くなってしまっていました。近年のわたしの懐具合を考えると、敷居と言うよりもむしろ壁?
さらに最近、ファッション的にも、ダイエット的にも、人間的にも自分にまったく自信がなかったじゃないですか。わたし(知らんがな?)。なので、ちょっと銀座に気が引けていたり。
でも、やっぱり行きたくて。そんなときにクーポンを見つけたので、タイミングを見計らって、お腹を空かせて行ってきました。
銀座|リヨン料理 サラマンジェ | Authentique Bouchon Lyonnais
結論を先に言ってしまうと、ここ最近で一番気に入ったお店です。
大げさではない、さり気ないおしゃれをして、
気の合う人と、
楽しく会話をしながら、
おいしいものを、
ゆったりと、
時間をかけて、
あーおいしい、
ねーおいしい、
と言いながら飲んで食べる。
そんな時にぴったりのお店です。
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堅苦しくはないけれど、
絵画が飾られている店内はキラキラ落ち着く感じ。
気遣い、サービスも程よくて気持ちよく過ごせます。
ああ、場所と予算が許されるなら常連になりたいですわ。
食前酒
パスティス
琥珀色のリキュール。
マルセイユ産のスターアニスと、リコリス、フェンネル等のハーブにより風味付けされていて独特の香りがします。苦手な人は苦手かも。アルコール度数は高めで40~45% くはぁあああ~~大丈夫か?わたし。
琥珀色ですが「ライオンのミルク」と呼ばれます。水で割ると、この琥珀色がおいしそうなオレンジがかった乳白色に。
癖のある味で、癖になりそう。だがアルコール度数が強いので注意注意。フレンチはこのあと白ワイン赤ワインと続けちゃったりしますからね。
牡蛎の5分間スモーク トマト水のジュレ
牡蛎がスモークされています。牡蛎がおいしいのは言うまでもないんだけど、この上にかかっている透明のジュレ。透明なんですがトマトの味です。仄かな酸味と青味がスモークされた牡蛎に合います。
牡蛎はカットされているので、ジュレと一緒に一口ずつ食べることができます。
いいわーいいわー。
もう何度も何度も書いていますが、前菜がおいしい店は大好き。前菜がおいしい店は他の料理も絶対おいしい!!テンション上がる!!
燻製にしたフォアグラとホタテのタルティーヌ
おしゃべりしながらパクパクッと食べてたら、んもーフォアグラじゃないですか。そしてムムム、ホタテ~
お酒が進んでしまいそう。
ワインはグラスでお願いしても、好みを聞きながらお薦めしてくれます。お値段がわかりませんが900円-1000円くらいだったような。良心的。
オニオングラタンスープ
これぞ、本物。
アップ。
あたたまるー
あたたまるー。
サン・ピエールのソテ ブレゾット ソースヴェルモット
サン・ピエールは魚です。マトウダイ。ソテは軽く炒める系ですね。上に乗っている豆とアスパラ。下に敷かれているのがブレゾット...だよね?
子鴨胸肉のラケ コニャックのソース
胸肉の皮目をよく焼いて、脂をしっかり落としたあとに、はちみつとワインヴィネガーを煮詰めたものを塗って、天日で炙るとラッカーを塗ったような照りが出ます。すなわち“ラケ”。
後ろにある豆がいいなぁ。小さいころはこういうのが全然好きじゃなかったけど、大人になってからは本当に好き。丸く円を描いているムースも味がしっかりしていておいしくて。
デザートはサヴァラン
デザートは定番と季節のもの。季節のものは今しか食べられませんし、定番は人気があるからこその定番。わたしは定番のサヴァラン。これに決めていました。
サヴァランも小さいころは決して選ばないデザートでした。そしてこちらのサヴァランはわたしのそんな気持ちも吹き飛ばすおいしさ。サヴァランが苦手だと思っている人も是非一度どうぞ。
そして、ハーブティー。
ハーブティーと一緒に小菓子。
これが全部おいしいの。
ドリンク抜きでクーポンで5000円。
お得でしたが、ちょっと贅沢してしまいました。
今度はアラカルトで食べたいな。
今日はここまで。
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