夏にぴったりの腕時計を持っています。もうずいぶん前に衝動買いした時計なのですが、ちょっとダイバーズウォッチもどきで、白のバンドで全体的にブルーと白が基調。夏につけるのに丁度よいのです。
高いものではないので、夏にガシガシつけていたのですが、いつの間にか時計もあまりつけない生活になって(ケータイとかスマホでいいもんね)、でもやっぱり時計が必要になって、取り出してみると、あらら、バンドの皮がボロボロに。あらら。
そのままではあまりにもみすぼらしいので、おじいさんがやっている町の小さな小さな時計屋さんに持っていきました。ここは主におじいさんが仕事をしていて、電池交換が安いです。古ぼけた店内に並んでいる年代物の柱時計や小物を、椅子に座ってぐるりぐるりと見ているうちに時間が過ぎて電池交換が終わります。
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同じ様な白いバンドをつけてもらいたかったのですが、その時、お店には丁度よいものがありませんでした。サイズと色と。どちらも合うものが。
色を変えてもいいかな。そうしたら雰囲気も変わるよね。雰囲気が変わるのもいいかな、と思って、薄い青色のバンドを選びました。おじいさんも「合わなくはない」と言ってくれましたし「これはいい皮で、そして安くしてあるバンドだ」とも言ってくれまたのでその青色のバンドにしました。これが2-3年前のこと。
気分が変わってよかったのです。青色だと夏以外にも使えそうでしたし、セーターの上に合いましたし。でも、使っているうちにやはり違和感があって、お気に入りの時計ではなくなっていました。この青はこの時計に合わない...見るとちょっと悲しくなりました。お気に入りの時計だったはずでしたが、身につけても嬉しい気分にならなくなりました。処分してしまおうかとも思いました。電池交換も面倒ですから、電池交換不要の時計で、値段が手頃で気に入ったものを探してみるのもいいかも、と思ったり。
先日、ふと見ると電池が切れていました。
新しい時計を買おうか、とも思いましたが、とりあえずバンドを見に行ってみよう、と思ってお店に行きました。ありました。もともとついていたものとはかなり違いますが、思った通りの白いバンドが。
型押しの牛革。ちょっとパールがかっていて、ほんのりよいです。手元が明るくなった気がします。うふふ。うれしい。
人並み以上に汗をダラダラかくわたしですから、夏をいくつか過ごせば、すぐダメになりそうな気がします。でも、しばらくはお気に入りのままで活躍してくれそうです。
これがだめになったら、その時は高い時計を一生モノで買いたいかな、そういう身分になれているといいな、とかも思います。
今日はここまで。
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