超おもしろい
超わらえない
「峰なゆか」
全部実話
幻覚・被害妄想・記憶障害、そしてまさかのポロリ!?
「フェイクプレーン」から始まる、まんしゅうきつこワールド。フェイクプレーンは、あれですよ。「飛行機に擬態しているUFO」。
最近、ご本人の写真も出ているので、お顔は見ているのですが、自画像イラスト、似ていると言えば似ているような気もしますし、ご本人のほうが美しいような感じもします。でも飲酒をして目が洞穴みたいになっているときは多分イラストのようになっているのでしょう。
自画像的なご本人キャラがいかにしてアルコール依存症街道を突っ走り、そして、記憶をなくし、暴言を吐き、暴れ、ポロリしたかという話です。
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どうやってお酒をやめたのか、どうやったらお酒をやめられるのかについての、ハウツー的なものはあまり得られませんが、なんというか、精気のない顔の絵を見ていると、酔いの中に溺れて死んでいた心の有様を覗くことができます。
何回か書いていますが、書いたような気がしますが、わたしは恐らく依存症体質です。父もそうでしたし、きょうだいの中でもわたしが一番その気質を強く継いでいるようです。怖れているところです。
ドラッグに手を出したり、依存性の強いものに手を出して、やめなくてもいい環境が整えば、絶対やめられない自信があります。そのため、法に触れることに手を出してはいかん!そこらへんは注意深く生きてきました。
違法でないお酒とか煙草とかパチンコとか。危ないんじゃないか、やばいんじゃないか、と思ったことが何度かあります。
まんしゅうきつこは内臓エリート。飲んでも飲んでも内臓はご健康。わたしはそうではないのです。わたしが断酒をしなくてはいけないほどの依存症になっていないのは、幸いにもお酒が強くなかったからだと思います。多分。父もそう。もともと体質的にお酒は強くないと思うのです。もちろん飲めますが、それほどお酒が強くなかった、それが幸いしたと思います。
朝から飲んで、寝て、起きたらまた飲む、そしてまた寝て、夜に起きてまた飲む、ということをしていた父はアルコール依存症だと思っていたのですが、晩年、自力でお酒を止めました。アルコール依存症ではなかったのかもしれません。何かに依存したかっただけなのかもしれません。依存体質ではあったと思います。お酒と煙草はやめても、ギャンブルは死ぬまでやめませんでしたから。
全然、レビューにも読書感想文にもなっていませんね。この絵ヅラとシュールな世界は心に残ります。ぜひ実際に読んでご堪能ください。
合わせてこちらも読みました。
西原理恵子月乃光司のおサケについてのまじめな話 アルコール依存症という病気
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アルコール依存症は病気です。
プロにしかできないことがあります。
家族で危うい人がいたら、専門家の診断をあおぎ、治療してもらいましょう。
実際の症状、闘病は、吾妻ひでおの失踪日記2 アル中病棟を読むとよくわかります。 アル中バイブルだと思っています。
今日はここまで。
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