Hagexさんのことが深夜に駆け巡った。
誤報であって欲しいと思って寝た。
朝、それは事実としてさらに関連ブログが増えていた。
わたしがはてなでブログを書くようになったのは4年前。でもはてなでブログを書くずっと前、Hagexさんのブログが「はてな」だと認識するずっと前からなぜかHagexさんのブログが読んでいました。はてなに来る前から継続的に読んでいたはてな村の人のブログは顔出し有名人以外では、Hagexさんと「私の時代は終わった。」の加藤はいねさん。
加藤はいねさんが本当にごく稀にお宝のように記事を更新するのに比べて、Hagexさんは毎日更新。内容は2ch5chのピックアップだったりするんだけど、冒頭の一言に加えてナイスチョイスで、人間関係に悩んでいたころの何年か、むさぼるように読んでいました。
ご存じのようにブコメがたくさんつくのは炎上ネタ。えええ?こんなことが許されるの?と思うようなことがHagexさんによってネタにされてぶった切られていく。それはゲスくもあり、個人攻撃的なこともあって、表だって「大変よいこと」とは言えないような要素もたくさん含んでいましたが、うんうんとうなずける部分もあって、どちらかというと権力に立ち向かう的な記事には爽快感もありました。
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その後、わたしもはてなに来て記事を書くようになりました。ほんとはね、わたしの目指していたのは毒舌ブログなんすよ。Hagexさんのようにウォッチャーになろうと思っていたわけではないですが、おかしいと思うことを匿名で冷静に書きたかった。でもそんな記事を書く前に「おかしい」ってなんだろう。自分の価値観ってどういう位置にあるんだろう。という原点がわからなくなってしまい、まさにほっこりスイーツブログに。
そんな風にはてなでふわふわと漂っているうちに、やっとブコメも認識して自分でもブコメをつけるようになりました。ややもするとHagexさんの記事にストーカーのようにブコメをつけてしまいたくなる気持ちを抑えながら、時折(ほんと時折のつもりで)書いたブコメ。それに対して、スターをつけてくれたり、コメントいただいたりしたのは嬉しかったな。ざくっとしているようで、繊細でそういうところにも気を回すことができる人なのではないかと。(そうでなけりゃウォッチャーなんかできないか)緻密な人でもあったのではないかと思います。
たまに雑記、日記を書かれたり、音楽への熱い情熱ほとばしる記事がアップされましたが、いつも感じていたのは勉強熱心さと愛。そこにもいつも愛があったように思います。普段の記事の冒頭のコメント。あれも結構愛に溢れていましたよね。
もう新しい記事が読めなくなること。いつかお目にかかりたいと思っていたことが叶わなくなったこと。大変残念で悲しい。圧倒的な権力、暴力をもって人を屈服させることは、何よりHagexさんが嫌うことだったのではないかと思うと、それも残念で悲しい。
ご冥福をお祈りいたします。
hagex氏のこと - Everything you've ever Dreamed
長く読んできたブログだし、hagex氏が殺されたのならショックだなあ…あのブログがワイドショーで色々言われると思うとそれも憂鬱だ…
2018/06/25 09:02
↑↑ そう思った。
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