今は免許を持っていますが、まだ免許を持っていない頃、4回も交通事故に遭っています。なんですかね...遭っちゃう人なんですかね...。
わたしが小さいころからの我が家の家訓。
「事故にあったら相手の連絡先を聞く」
24歳、生まれて初めて追突事故に遭う。 - YESかNOか半分か。
このかたは、ちゃんと相手の連絡先として免許証を撮影していますね。
素晴らしい。
「えー連絡先聞くなんてあたりまえじゃん!」
と思うでしょ。
だけど、これがなかなか難しいのです。
相手が車から降りて確認してくれたとしても、たいしたことないと思うと、そのまま去ろうとする人はたくさんいます。
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わたしが自転車で一時停止を無視した車にはね飛ばされた時
路地の交差点で、車にはね飛ばされました。
自転車は大破。
わたしは何メートルかすっ飛びました。ですが、わたし武道の経験者なんですよ。それはそれは見事な受け身をとって(目撃者談)、ほとんど無傷でした。
よそ見をしていたという引け目もありまして「大丈夫か?!」と運転手に言われたときに、「大丈夫です!」と、元気よく言い、すっくと立ち上がり、笑顔まで作って自分で自転車を起こしに行きました。
その隙に相手が無言で去ろうとしたときに
(*゚0゚)ハッ!!我が家の家訓!!
と、思い出しました。
慌てて駆け寄って
「連絡先を...」と、言いましたが
「いやいや。こっちは悪くないから」
「なんで?連絡先?」
「いま、なんともないんでしょ?」
「それはいいでしょー」
「じゃ」
と、逃げられそうになりました。
だめだよね。だめだよね。連絡先を聞かないとだめだよね。
おどおどしながら「連絡先を...」と、追いすがっているうちに、近隣のかたや通りすがったかたが集まってきてくれました。事故を見ていたかたもいて「連絡先を教えるべきだ」「警察呼びますか」と言ってくれたりして、警察を呼んで、運転手にも待つように言ってくれました。
ほどなく警察官が来て話を聞いてくれました。
相手は「一時停止をした」「あの女の子は嘘をついている」「車の横に自分からぶつかってきた」と自分に責任がないという主張。
わたしは「車は一時停止をしていない」「車の前に自転車がぶつかった」(←車にわたしが突っ込んだわけではない)と主張。
両者の言い分は正反対です。運転手の声は大きい上に同乗者がいました。そしてなぜか警察官は運転手側の言うことばかりを聞いています。時間をかけて丁寧に。
わたしはほとんどほったらかし。運転手にばかり質問をして、運転手の話ばかり聞くんですね。
相手はおじさんだから?大人だから?社長だから?
え...(´;ω;`)ブワッ
そんな様子を見て、たまたま通りかかって事故を見ていたというスーツ姿の若い男性がわたしに近づいて
「僕、見ていましたから、何かあったら証言しますよ」
と言って、わたしに名刺を渡して去っていきました。(*´ェ`*)ポッ
のちにそのIT系の会社のかたと、お付き合いして、結婚することに
なっていません・・・
「座った方が良いよ」と近くのお店の人が椅子を出してくれました。呆然と座って待っていると、若い警察官が側に来て説明をしてくれました。
警察官が運転手側の話ばかり聞いていたのは、車体の傷や自転車の様子が、運転手の話と食い違っていたからだそうです。現場の状況と運転手の話には矛盾が。
警察官はわたしに「車体の傷や状況から見ると、あなたの話は多分間違っていないと思いますよ。心配しなくても大丈夫ですよ。あなたはおそらく100%被害者でしょう」と、優しく言ってくれました。
その時に親切に説明をしてくれた警察官とのちに結婚
していません。
事故にあったらお母さんに怒られる
そんなことがあるので、親戚や知り合いの子には口を酸っぱくして
事故にあったら
- 親か家族に連絡をすること
- 相手の連絡先を聞くこと
- 警察を呼ぶこと
と言っています。ですが、これがまた聞かないんですね。たいしたことない事故だと。
- 自転車で転んでしまったことが恥ずかしかったから
- 怪我してそうになかったから
- 自分も急いでいたから
- お母さんに怒られるから
聞いて~~~~~~連絡して~~~~あとからなにかあったらどーするのーーーー!?
「恐ろしや、恐ろしや」と、こんなことを話していたら、小学生だけでなく中学生の男子も
「あ。おれも自転車で車にぶつかったことあるけど、お母さんに怒られると思ったから言わなかった。でも、ほら、大丈夫だったし」
「そんとき、塾に行っているはずの時間だったし」
「オレもあるある!彼女と二人乗りしてたから、こっちが怒られると思って」
ぎゃーーーーーーー
聞いてみると続々出てくる。
(この子たちがたまたまバカなの?)
「だって、動けてしゃべれるくらいで、相手に連絡先を、って言いづらいもん」ですと。
もちろん交通事故にはあわないほうがよいですが、小さな事故でもあとから大きなことになることもあるので、必ず連絡先を聞くこと、警察を呼ぶこと、これを重ねて念を押しておいた次第です。
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