おうつしかえ

ブヒブヒ言ってるだけです。誰も恨んでいません。

口に出して言っているとだんだんそれが正しいと思えてしまうという

中学校の英語の勉強で

oftenのスペルが覚えられないという友人と

 

「oftenは、おふてん」だよ。

「おーふーてーん」

「おーf-てーn」

「よし!覚えた!おfてnね!」

 

と、繰り返し言っていました。

 

 

 

回りの子たちも、単語テストの前で

「おふてんね」

「おふてんだよ!」

 

念仏のように呟いて、単語テストを無事終えて。

 

 

[広告]

 

 

そして、

リーディングで当てられた子が見事に

「おふてん」

って、読んでしまいました。

 

tを発音する読み方もありますが、その時は

「おふてん」とはっきり発音するのはダメだと。

 

単語テスト前にみんなで

「おふてん」

「おふてん」

って、呟いていたので

 

「え?おふてんで、あってるよねー?」

って、立ち上がってビックリしちゃった子も。

 

わたしも一瞬、なぜ先生が間違っているというのか不思議に思った一人です。何度も何度も「おふてん」と言っているうちに、そちらのほうが身についてしまったのです。

 

何年も経っているのに、その時の衝撃を覚えています。

 

口癖とか、普段口に出して言っていることは、自分の中では正しいものとして刷り込まれていくんだな、と怖くなりました。

 

そのことを「言霊」に直接結びつける気はないけど、口に出して何度も何度も言っていることは自分の中に取り込まれていくんだ、ということを思っています。多分書いていることも。

 

そこは注意していかなければいけないことだな、と。

 

今日はここまで。

 

言霊百神―古事記解義

言霊百神―古事記解義

 
「言霊(コトダマ)の国」解体新書 (小学館文庫)

「言霊(コトダマ)の国」解体新書 (小学館文庫)

 
いい言葉は、いい人生をつくる (成美文庫)

いい言葉は、いい人生をつくる (成美文庫)

 

  

 

[広告]

 

■合わせて読みたい