おうつしかえ

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インターンシップ[映画]気持ちを大切に生きていこうぜ立身出世物語

記事で読んで観たくなってしまったインターンシップ。とてもいいレビューだったので、途中で読むのをやめて観ることにしました。いいレビューは怖いです。だって、観るよりも魅力的だったりするから。

 

oreno-yuigon.hatenablog.com

 

これな↑↑(あらすじ的なネタバレあるから注意してね)

 

どん底にいた二人が、一念発起してあろうことかあの世界のGoogleに就職するぞ!という話です。スキルも何もない二人ですから当然それは無理なのですが、大学生になってインターンに応募します。大学生のインターンだってそんなに簡単に行けるわけではありませんが「多様性」。このキーワードが二人をすくい上げ、何とかインターンになることができます。そして大学生たちと、しかも天才だったりエリートの大学生に混じって奮闘します。

 

主人公の二人はビリー・マクマホンとニック・キャンベル。どちらも何回か他の映画でも観たことがありましたが、よかったですねー。

 

ニック・キャンベルはオーウェン・ウィルソン。「ナイトミュージアム」とか「ズーランダー」に出ていましたね。でもわたしはジャック・ブラックの「ビッグ・ボーイズ しあわせの鳥を探して」のケニー・ボスティック役が印象的かな。

 

  

ビリー・マクマホンはヴィンス・ヴォーン。製作・脚本・主演です。他の映画ではそれほど小さく見えなかったオーウェン・ウィルソンがものすごく小さく見えて最初は不思議だったのですが、この人がでっかいんですね。劇中でもデカ男扱いされていたので納得でした。

 

ダナはローズ・バーン。ローズ・バーンは何といっても海外ドラマの「ダメージ」。シーズン5まで観たのでローズ・バーンはわたしの中ではエレン・パーソンズです。あのドラマの中ではまさにダメージを受けてボロボロな感じでしたが、インターンシップの中では、少々お疲れ気味でもお美しい先輩社員を演じておりました。

 

 

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大人のファンタジーです。だけど、荒唐無稽でもなく、ちょっぴり「現実にあるんじゃないか」「こういうのもあってもいいんじゃないか」と夢を見せてくれます。ファンタジー。

 

プログラミングやITのことをほぼ知らない二人が武器にするのは、コミュニケーション能力。「くち」だけで渡ってきた営業マンの二人には人間的な魅力という武器があって、そこには絶対的な自信を持っているのです。二人は。

 

人間的な魅力は大切ですよ。人間的な魅力がある二人だからこそのチームワーク。大人の面目躍如という感じで、二人は自分たちも含めて「余りもの」で、バラバラだったメンバーを「チーム」としてまとめていきます。楽しい楽しい。「スクール・オブ・ロック」とか「天使にラブソングを」をドラマの「Glee」とかそんな感じでもあります。あ、全部ミュージカルじゃん。

 

キーワードは「多様性」かな。そして人間性。どんなにすばらしいアプリも機械も仕組みも人間が使うわけです。まったく人間性がなくなってしまったらそれは魅力的に思うのかしら。と、そういう示唆、何というかGoogleの「おれらは人間性も大切にやってんだよ」というような企業PRにも充ちています。でも全編気持ちよく仕上げられています。

 

ファンタジーですから、定番の「あの人は実は」みたいなシーン(ヘッドフォン男)もあってやっぱりファンタジー。あのヘッドフォン男は多分...アレだよね?と思って見ていましたし、ヘルプセンターのアレもあっちに転ぶかなーと思って観ていました(転ばなかったけど)。

 

そんな感じにちょっと(かなり?)穿ちながら観ていても、それでも元気が出ます。元気が出る映画の一つですね。歳を重ねるのも悪くないな、とも思います。そして「わくわくして生きたい」という気持ちをあらためて掘り起こしました。

 

この「インターンシップ」におしゃれ要素は全くないけれど「キューティー・ブロンド」的な「気持ちを大切に生きていこうぜ立身出世成功物語」が好きな人ならお薦めです。軽~い気持ちでご覧ください。

 

ヨーヨー・サントス...よかったな。

今日はここまで。

 

 

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マイ・インターン(字幕版)

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