その土地のいわゆる「お土産」。
地元の人はどれくらい買うのでしょうか。
東京から親類の家に遊びに行く時はいつも東京銘菓!みたいなものを買って持って行きましたが、実はその銘菓、わたしたちも食べたことがなかったりしましたし、逆に親類たちのほうが「お取り寄せ」や、上京した時のお土産で食べていたりしました。
「東京は頑張っているよね」と言われたことがあります。「さすが東京」「いろいろなものがあるよね」「美味しいものたくさんあるよね」「有名店もたくさんあるからそこの本店というだけでわくわくするよね」。
東京銘菓と言っても、いまは大きな有名店は都市のデパートなら出店したりしますし、どこでも通販できたりしますし、そうでないところはわざわざ行くのも面倒だったりしますし、期間限定だったり、すぐ売り切れたりしますし、生菓子以外は地方でも手に入ったりしますし、わたしたちも普段食べてないですしーお寿司食べたい、と思います。
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「いやー地方だともっとだめだよね。どこでも似たような味で、どこでも似たようなパッケージの饅頭とかせんべいとかクッキーが多いもん」
と言われると、うーん。まあ、無難な線だとそういうことになっちゃうよね、と納得したり。それは地方に限らず東京も同じだよなぁとか思ったり。
東京以外にいた時にも、その土地の名物は食べても、いわゆるお土産みたいなものは食べなかったですし。みんなは食べるのかなぁ。
そんな無難なお土産的なお菓子。
名古屋の小倉トーストラングドシャ。
ラングドシャはラン・グ・ドシャ。
ラングドシャは小麦粉に卵白・バター・砂糖などを加えて焼いた、軽い歯ごたえの薄いクッキー。名称は「猫の舌」の意で、もともとは舌のような形に焼いたことから。
日本では、正円型や正方形型でもラングドシャと呼ばれることもあるそうで、これもその1つですね。
ずらりと並んだラングドシャ。
小倉トーストラングドシャです。
中を開けてみると、ラングドシャの中にうっすら紫色の小倉クリームが。
ああ。
間違いなく小倉。
ちょっと和風の洋菓子です。
同じようで少しだけ名古屋テイストのラングドシャ。
今日はここまで。
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