自分が死んだら腐敗して虫に食われたい - はてな村定点観測所
この2つの記事を読んで、葬式と埋葬について思うことを書いてみます。
神様を信じています。
神様なのかな?ちょっと違うかもしれません。
それぞれに意識や魂が宿っている、ということを軽く信じています。
八百万の神、が一番ピッタリ来るかもしれません。
八百万の神(やおよろずのかみ)。たくさんの神々です。いろいろなところにいろいろな神がいる、ということです。
悪事も好事も誰も見ていなくてもお天道様は見ている
というふうにも思っています。
つまり特定の神は信じていません。
自分が死んだ後はなくなると思ってもいます。
ですから、葬式をどのように行おうと、遺体をどのように埋葬しようと、どうでもいいのではないかと思っています。
もちろん、こうやって欲しい、という希望をあらかじめ家族に告げておくのも良いでしょう。でも、それを実行するかどうかは、遺された家族が選んでいいことだと思っています。
死んでまで家族に迷惑をかけたくないという気持ちが強いのかもしれません。
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家族と意見が異なる例をあげてみます。
故人)親族だけで静かに送って欲しい。
遺族)そうはいかない。取引のこともあるからある程度盛大に。
故人)名簿を作ってあるから、これで知らせられる人みんなに知らせて。
遺族)費用のこともあるから、家族だけで見送る。
故人)海や山に散骨して欲しい。
遺族)墓があるのだから墓に入れる。
故人)そこらへんに置いておいて欲しい。
遺族)んなわけにいくかー!(普通に葬式普通に埋葬)
こういうことを見聞きすると、ああ、死んだらおしまい。あとは遺族の気の済むようなやりかたで葬ってね、と思います。
葬式をプロデュース する
ということが話題になったことがあります。
でもあれが素晴らしかったのは、葬式というイベントをプロデュースしたことではなく、その前後の始末までも考えたことです。
自分の葬式をプロデュースしてもよいです。
でも、その通りにするかしないかは、遺された人が遺された人の考えで行えば良いと思っています。
故人の希望通りに遺された人がそれを実行できれば(実行したほうが楽なら)したほうがよいですが、大きな負担がかかるなら、やらなくても悪いことではないと思っています。
葬式や法事は、遺族が納得していくための儀式だと思っていますから。
死んだら終わり ハイそれまでヨ
植木等の世界(ハナ肇とクレイジー・キャッツ) - YouTube
ふざけやがってコノヤロー!
あ。違ったわ。
植木等はわたしの心の師です。
スーダラで生きていきたいと常日頃、思っています。
死んだら終わり、ハイそれまでヨー
って思っているわけです。
ですから、その後はどーとでもしてくれ、って思っています。
母もね、年老いて色んなことを言うわけですよ。
- 山にまいてくれ
- 海にまいてくれ
- そこら辺にほっておいて
- 今の墓には入りたくない
- 誰にも知らせてくれるな
はいはい。
と、聞いておきます。
でも、そーはいかないんですね。
「誰にも知らせるな」って、そんなことをしたら、叔母だって叔父だってどんなに悲しむか。これからのわたしたちとの関係を考えても、叔母や叔父にそんな不義理はしたくないです(とても仲も良い叔母や叔父です)。だから、多分知らせると思うし、お葬式にも来られれば来てもらうつもりでいます(母には言わないけど)。
祖父の葬式は長いことわたしの理想の葬式でした。
祖父は死因「老衰」という感じで、しばらく自宅で伏せって、枯れるようになくなっていきました。わたしは離れて住んでいたので、その間の介護がどれくらいか実のところはわかりませんが、叔母は豪快な肝っ玉母ちゃんなので、ざくざくっと祖父とうまくやっていたように思います。
葬式や法事の時は親類が多く集まりました。下は幼児から上は80才オーバーまで。「おじいさんは静かな人だったけど、楽しいことや賑やかなことが好きだったから、みんな楽しくやってね」と言われ、葬式こそ、さすがにしんみりしましたが、納骨の時や法事の時には、盛り上がりました。飽きることなくしゃべり、飲み、食いました。
呑んだおじさんたちは盛り上がりすぎ、手拍子で歌を歌いだし、長姉である母に「手拍子はないでしょ!」とピシッと怒られました(わたしも)。
でもね、それくらいがいいなーと思ったのです。
まとめ
今は「ひっそり」の葬式でよいと思っています。
友だちとかにも知らせなくていい。
いつか「あいつ死んだんだって」と、なにかの便りで伝わればいい。
そんなことをfacebookに書いた友人の記事に「いいね」がたくさんつけばいい。
とか、思っています。
虫に食われる土葬もいいし、骨だけになる火葬でも良いです。あ、土葬ね・・・狭い日本だったら火葬のほうがいいかもしれません。
土葬、小さいころ見かけたときは結構怖かったので。
おわり。
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