elveさん(id:elve)に誘われて映画鑑賞。結構 映画館で観てるはずなのに、テアトル新宿はとても久しぶりでちょっとびっくり。あーそうか邦画をあまり見ないからか。フード安めじゃない?会場前に座れるスペースがゆったりあっていいね。館内座席のジオラマかわええ。
5秒に1杯渾身のネタドリンク 400円 普通にとてもおいしかった!!
※テアトル新宿は地下で電波状況が悪いので支払い時に注意です。特に混雑時は。
入場時に監督の滝本憲吾が直々にポストカードをくれました。うぉ!飾っておく!!
笑いに人生を捧げるツチヤタカユキは毎日気が狂うほどにネタを考える日々を過ごしていた。念願叶ってお笑い劇場の小屋付き作家見習いになるも、愚直で不器用なツチヤは他人には理解されず淘汰されてしまう。失望していた彼を救ったのはある芸人のラジオ番組だった。番組にネタや大喜利の回答を送るハガキ職人として再びお笑いに人生をかけていた矢先、「東京に来て一緒にお笑いやろう」と憧れの芸人からラジオ番組を通して声がかかった。そんなツチヤは東京で必死に馴染もうとするが...。
ツチヤがもがくもがくもがく。ツチヤの何もかもが他の人や状況や何もかもが合わない。いい悪いではないけど合わない。合わなかった人からしてみたら規格外のツチヤが悪いんだろうけど、でも多かれ少なかれそんな人もいるわけで...天才は狂気と紙一重で周りにいる人からしたら迷惑この上ないだろうけどツチヤも生きている。ぎりぎりのところで。ツチヤと先輩との関係、ツチヤと彼女、ツチヤと芸人、ツチヤと母、どの関係でもそんなツチヤを愛する人たちがいて、そしてツチヤも愛されたいだろうにそこはどうでもよくなっちゃってわがままで自分のお笑いを極めるという欲望だけに忠実でそれでいてそれに溺れそうに苦しんで。それをどうにもしてあげられない悲しさ。どの関係もそれだけでドラマ1本は作れちゃいそう。
という映画なので、すっきりないといえばすっきりはしないんだけど、それでいいのだ。
主演の岡山天音がとにかくすごいすごいすごい。キャストは豪華で「え?この人がこの役で?」っていう驚きも。これは前情報なしで観る楽しさだよね。菅田将暉の病的な細マッチョなピンクはよかったなぁ。(つд⊂)エーン そして泣けるんよ
漫才指導が令和ロマンだったり、エンドロールもちゃんと見るとあれ?って思ったりニヤッとできるから最後まで見てね。
終演後、どこぞで飯食おうということで串タローへ。
r.gnavi.co.jp新宿に何店舗かあるのですぐ入れるところに。
安いしうまいし店員さんの感じはどの店もいいので最近のお気に入り。
後ろで飲んでた男子がどさっとわたしにもたれかかり、そのままダダーンと床に転げ落ちてのたうち回ってて、いつもならもう少しぎょっとするんだけど、笑いのカイブツを観た後では、大丈夫~~?って感じで見守れました。(お世話は連れの女子が)みんないろいろあるけどご安全に。
今日はここまで。
[広告]