春の強い風が吹く。
いくつもの桜の木から花びらが不規則に舞う。
桜吹雪。
小さな公園のブランコで別れ話したよね。
空のピンクと青を見ながら
「泣くもんか」って、くちびるかみしめたけど、泣いたのはあなただったよね。
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わたしの花粉症歴は長い。
花粉症だけではなく、アレルギー歴が長い。
あれるぎーってなに?
じんましんってなに?
まだ、花粉症とかアレルギーが周知されていない頃からのアレルギー持ちだ。
減感作療法なんか20年以上前に試しているよ。
近所のかかりつけの医師から
「ああ。あなたが来ると花粉症到来だな」
「春だな、って思うよ」
と、言われるくらい。
「え?先生!もう花粉症ですか?まだニュースとかでは「花粉が飛んでる」って言っていませんけど?(・_・ ) ( ・_・) ドコドコ(・o・ ))(( ・o・) ドコニ?」
その時、教えてもらった。
「花粉が飛んでいる」
ってテレビで言うのは、既定の容積の中に花粉が規定以上飛んだときらしい。
そのレベルなら普通の人は反応しないので、実際に花粉は飛んでいても「花粉が飛んでる」ってニュースでは言わないと。
「でも、あなたは反応しちゃうんだよねー(にこにこ)」
う。うれしくない。
春の嵐の頃は、もう花粉症症状まっただ中。
できるだけ屋外を避けて、風の強い日は外出しない!!
屋外の花見なんかとんでもない!!
公園のブランコで、桜吹雪の中、ぐだぐだの別れ話なんか無理。さっさと切り上げたい。
あれ?
いつの間にか軽くなってない?
点鼻点眼アレグラとも上手につきあえるようになっているのは確かだけど、どう考えても、軽症だよ。ここんところ。
そして、今年はさらに軽い。
思い当たるのは年齢くらい?
高齢になると花粉症って治まるのか?
今年はビフィズス菌を追加してたんだよね。
「ヨーグルトを食べる」って流行ったけど、あれ、習慣的に食べるのは難しいから、ビオフェルミンみたいなのを買って、それ飲んでた。
それも効いたのかなぁ。
おかげで、今年は医院に駆け込まずにすんでいるんだけど。
先生。わたしが来ないから心配してる?
もうね。
先生に春の訪れを告げるのはわたしの役目ではないのよ。
来年あたりは、桜吹雪の中、別れ話できるかも。
いや、そんなこともないけど。
薄桃色した桜の花びらと一緒に、
くるくる舞えるかもしれない ( '∇')ウフフフフ
今週のお題「春の嵐」
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