先日、役所に行きました。
機械で証明書を発行してもらおうとすると、すでに先客がいました。
初老の男性。
機械をじっと眺めていて、操作はしていないようでした。
特に急ぐわけでもないですし、男性が困っているという感じもしなかったので、並んで待っていようと、脇にそれました。
すると、男性はわたしに気がつき、
「どうぞどうぞ」
「譲ってくれるのかな?」
男性は両手を広げて笑顔で
「どうぞどうぞ」
全然通れない...
わたしが横幅があるとかデブだとかブタだとかそういうレベルではなくて、通れません。
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ためらっていると、男性はわたしが遠慮していると思ったのか、さらに満面の笑みで
「どうぞどうぞ」
仕方ないので前に進んで、正面まで来たところで、脇をすり抜けるそぶりをしてみたら、やっと男性はどいてくれました。
えーっと
えーっと
あれは何が正解だったのだろう。
と、あとで考えてみたのですが、もしかしたら
「彼の胸に飛込む」
が、正解だったのかなとか。
もしそうしたらあの男性はどうしたのかな
抱きしめられちゃったらそれはそれで気まずいな
とか、妄想スイッチ入ってしまいました。
今日はここまで。
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