期待せずに見始めたポリティカル・スリラー「スキャンダル」
これが今わたしの中で猛烈に面白いです。
かつてホワイトハウスの広報官を務め、現政権誕生に貢献した選挙参謀でもあったオリヴィア・ポープ。今は敏腕“フィクサー”としてスキャンダルから犯罪まで、依頼人のあらゆる問題を解決、または隠蔽するプロフェッショナルでワシントンDCの秘密の中心には、いつも彼女がいる。
はい。大統領もの、政権ものだと思って見始めたんですね。
こんな感じかなーと。
全然違いました。
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オリヴィア・ポープはフィクサーとして、依頼人が困っていることを解決します。
フィクサーものといえば、あの暗い暗いお話。
レイ・ドノヴァン ザ・フィクサーが浮かびます。
面白かったですが。
スッキリするようなしないような微妙な終わり方でしたが、ラストシーンも妙に心に残っています。シーズン2もあるようなので見たいです。
☆
さて、オリヴィア・ポープです。
主人公の名前や登場人物の名前を覚えるのは苦手なのですが、これは別。なぜならドラマの中で「オリヴィア・ポープ」が連呼されるからです。何というかリズムもいいんですよね。オリヴィア・ポープ。
ファッションはゴシップガールのように華やかではないですが、大人のいでたちで、ビジネスシーンとパーティーシーン、特にビジネスシーンのスタイルは参考にしたい感じです。
なかなか難しいですね。
もう体型がね、全然違いますし。
なにしろオリヴィア・ポープのケリー・ワシントンは2013年PEOPLE誌による「世界で最も美しい女性」の第2位ですから。
このドラマの魅力はなんといっても、オリヴィア・ポープ(ケリー・ワシントン)を支えるスタッフたち。
☆ 少しネタバレあります
わたしが特に注目している二人。
アビー・ヴェラン(ダービー・スタンチフィールド)は、ストレートヘアの気が強そうな女性で、調査員としてオリヴィア・ポープ&アソシエイツで働いています。エキセントリックにオリヴィアに詰め寄ったりししますし、勝手な行動をしたりしますし、同僚のフィンチにラブラブ光線を送ったりするので、(゚-゚;)ウーン という感じだったのですが、それもこれも依頼主や事務所全体を考えてのこと。少し判断を誤りかけたオリヴィアにも詰め寄りますが愛があります。「オリヴィアがオリヴィア・ポープだからついていく!」「オリヴィア・ポープがオリヴィア・ポープじゃなくなったらついて行く意味がない!」アビーもオリヴィアが大好きなんですね。。
元CIAのハック(ギレルモ・ディアス)は天才ハッカーで事務所の技術担当ですが、それだけでなく、CIAで拷問担当として教育を受けて働いていたという過去を持ちます。その仕事が楽しく感じられ、それに良心が痛み、夜も眠れなくなってどうにもならなかったときにオリヴィアに出会います。そしてオリヴィアに救われます。ですからオリヴィアのためなら何でもすると言い切ります。このハックの暗闇は暗い、穴は深いですがハックは魅力的です。
それ以外にも魅力的な人物がたくさん出てきます。
うまいなぁー
あ。最初のほうに出てきた、「大統領と不倫して妊娠した」と騒ぎを起こすアマンダ・タナーはあのギルモア・ガールズで、ローリーの親友パリスを演じたライザ・ウェイル(Liza Weil)でした。好きなんです。パリス役のライザ・ウェイルが。今回のアマンダ役は同じようなエキセントリックな感じの役柄で、久々にパリスを思い出しました。早々の退場で残念です。
そしてやり手で人情味溢れるオリヴィアは大統領と不倫。
んもーーーーーーーーーーーー
これから先シーズンを経たら感じ方も変わるかもしれないけど、今のところは「あの大統領そんなにいいか?」って思うんですよ。
ということで、Dlifeではまだシーズン1ですから、まだ間に合います。
DVDはこれから発売です。
シーズン2を買っちゃってクリスマスあたりに一気見?
いえいえ、シーズン3まであるようなので、日本放映を待ってじっくり毎週見ていきます。
今日はここまで。
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