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おうつしかえ

ブヒブヒ言ってるだけです。誰も恨んでいません。

雪の轍

映画観るなら、お薦めするよ。

まだ観てないけど。

 

と言われて、観た「雪の轍」。

 

轍はわだち。 

 

車が通ったあとの車輪の跡

だっけ? 

 

世界遺産カッパドキア。

トルコ映画。

 

雪の轍 [DVD]

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愛すること、赦すこと―
もがきながらも探し続ける、魂の雪解け。

 

★第67回カンヌ国際映画祭パルム・ドール大賞・国際映画批評家連盟賞受賞!
ジャン=リュック・ゴダール『さらば、愛の言葉よ』、ベネット・ミラー『フォクスキャッチャー』、グザヴィエ・ドラン『Mommy/マミー』を抑え、カンヌ国際映画祭最高賞受賞! ジャ・ジャンク―、ウィレム・デフォー、ソフィア・コッポラ、ニコラス・ウィンディング・レフンら名だたる映画人が絶賛!

 

★カンヌ映画祭で2度のグランプリと監督賞を手にしたトルコ映画界の巨匠・ジェイラン監督作品、初の日本劇場公開! 『昔々、アナトリアで』、『冬の街』でカンヌのグランプリ、『Three Monkeys~愚かなる連鎖~』で監督賞を受賞し、本作で満を持して最高賞を受賞したトルコを代表する監督・ヌリ・ビルゲ・ジェイラン。ついに初めて、日本で劇場公開された。

 

★美しいカッパドキアの風景を舞台に繰り広げられる、愛すること、赦すこと・・・人間の心の底を描く濃密で深淵なるドラマ

善き人であること、人を赦すこと、豊かさとは、人生とは何か?他人を愛することはできるのか―。
濃密な会話劇の中で、人間の心の秘められた部分がえぐり出されていく。

 

パルム・ドール受賞の上に、著名人が絶賛。

 

観始めてから、amazonで見て気がつきました。

これ、長いな。

 

時間: 196 分

 

3時間越え。

 

登場人物も最初よくわからなくて。

 

 

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うーん。

 

この女性は誰なの?

もう一人の女性は?

 

この人は部下なのかな。家賃の不払いの取り立てを自分の部下?従業員?にやらせて、自分は何だか弱腰な洞窟ホテルオーナーのこの人が主人公でいいのかな。

 

よくわからん。

amazonで見ちゃいました。

 

カッパドキアで洞窟ホテルのオーナーとして裕福に暮らす元舞台俳優のアイドゥン。
しかし、若く美しい妻との関係はうまくいかず、離婚して戻ってきた妹ともぎくしゃくしている。


さらに家を貸していた一家からは家賃を滞納された挙句に思わぬ恨みを買ってしまう。
何もかもがうまくいかないまま、やがて季節は冬になり、降りしきる雪がホテルを覆い尽くす。


客もいなくなり、閉じ込められた彼らは、互いに鬱屈した心の内をさらけ出していく。
しかし、会話を重ねるたびに、すれ違っていく彼らの心。
やがて、アイドゥンはある決意をする。


果たして、彼らに春は訪れるのだろうか―。

 

なるほど。

 

女性二人のうち、若い女性が妻で、年配の女性が妹。この妹は離婚して戻って来て一緒に住んでいます。

 

ここまでわかって、やっと全体像が見えてきて、ストーリーが入ってきました。

はい。最初から観直し(笑)

 

そして、2回に分けて観ました。観ているうちに寝ちゃったりして...。でもね、映画としては嫌いじゃないの。風景とか、見知らぬ文化とか、こういの嫌いじゃないの。ただ、寝ちゃっただけ。わくわくどきどきする映画じゃないからね。

 

会話が多いのはお国柄なのかな。日本のわたしの身近な感覚で言うと、それをそこまで言っちゃう?というくらい、みんながみんな言いにくそうなこともズバズバズバズバねちねちねちねち言います。家族だからなのかな。わたしにはそういう家族感がないので、ちょっと新鮮。言わなきゃ解らないこともあるから言った方がいいよね。言われてもわからないけど。そして傷つくけど。

 

妻も妹もそこまで言うんだーというくらい言ったもんね。それでもアイドゥンには響いてない。あーなんだろう。人の話を丁寧に慇懃無礼なほどに聞いているけれど、心の中には響いてないこの感じ。聞いてない感じ。嫌だ嫌だ。

 

そして女性目線で観たらアイドゥンは本当に嫌な男で、それってモラハラだよね。と言ってもいいくらいのモラハラ具合(←決定)、自分目線の傲慢な金持ち男なんですよ。

 

では、妹はどうかというと、これまた現実が見えていない感じの女で、年下の若い嫁に対して、皮肉を言い、自分の理想を並べてて、実際には何もしない女。

 

若い妻は、自分の存在意義と精神を何とか保とうとしているのか、がんばっているけれど、どうにもならないし、どうにもできない。そしてこの人もある意味一面しか見られていない。

 


アイドゥンを観ていて自分の書いたこの記事を思い出しました。いつでも別れてやる的なこと言うアイドゥンこそまさに?

 

ああ、そうだ。人のあらゆる麺なんか観られない。あ、違った。あらゆる面。自分の側から考えるしかなくて、相手を思っているような気持ちでいたところで、本当のところはわからないし、多分わかろうともしていない。

 

友人や最近知り合った妻の友人とも、しゃべるしゃべる。言いたいことを言い合う。で、言いたいことを言い合っても、すっきりなんかしないんですよ。何1つも。それだけ喋っても。それはリアルに近いよね。何かを言い合ってお互いにすっきりするなんてそうそうないもんね。

 

だから、そんなアイドゥンも観ているうちに愛おしい感じになってくるの。何かを脱ぎ捨てたい妹も、囲われた中で小さな光を見いだしたい妻も愛おしい。

 

 

天気が悪く重苦しい天候と、閉ざされた気持ち。これが苦しいくらい気持ちが悪くていい。とてもいい。

 

映画にエンターテイメントや、非日常を求めなければこういう映画もいいな。観た後しばらくしてからじわじわじわじわじわじわ来る映画。ちょっとしたシーンが後からふとしたときに浮かんでくるの。

 

逆に映画に展開の速さや、どんでん返しや、泣ける、とか、感動した!みたいなものを求める人には全くお勧めできない映画です。気分転換にもなりません。

 

196分、ただただ観続けてください。

今日はここまで。

 

 

 

 

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