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おうつしかえ

ブヒブヒ言ってるだけです。誰も恨んでいません。

蜜蜂のデザート[拓未司]

ビストロ・コウタ第二弾。

 

食べ物が出てくる小説は大好きです。

って書いた「禁断のパンダ」。

 

このときはお料理全般でしたが、デザートがたくさん出てくるお話は「蜜蜂のデザート」

蜜蜂のデザート (宝島社文庫)

蜜蜂のデザート (宝島社文庫)

 

この表紙もとても素敵~(*/∇\*)キャ

色合いといいフォントといい、タイトルにピッタリですよん。

 

もちろんメインの舞台は幸太の営むビストロ・コウタ。

 

そして、デザートですからいくつかのパティスリーとパティシエが登場します。

 

んもーーーおいしそうなスイーツがたくさん登場するわけです。

 

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まずはパリ・ブレスト。

プラリネというキャラメリゼしたナッツで作ったペーストを加えたバニラ風味の濃厚なバタークリームを直径20cmほどのリング状に焼いたシュー生地で挟み込んだ、フランスの伝統菓子

想像できるでしょうか。

キャラメリゼとは火にかけたりして焦がしたり煮詰めたりしたものを言います。

 

えっとえーーーっと。

何となく解ったような気がします。

 

(゚ー゚)(。_。)ウンウン

 

一見するとシュークリームの変形版

ナッツの味がする

 

わかったような気がします。

おいしそうです。

 

食べて、わかりたいです。

 

このパリ・ブレストを玉の輿を狙っていた千夏が、婚約者のおうちにお土産に持って行くところから事件が起こります。

 

冒頭、この事件と並行的に語られるのが、ビストロ・コウタ。

幸太は自分のお店で出すデザートに満足できないでいました。

 

幸太の作るデザートは決して悪くはない。でも良くはない。という思いから、幸太は料理に負けないデザートを作るべく、他店の味を研究をしていきます。

 

そして、あちこちで起きる事件。

 

※ここから多少のネタバレあります。

 

ここから軽いネタバレ

 

 

 

最初の1ページからわかっていたのです。

食中毒の話であることは。

気持ちの良い話ではないことは。

 

それでも禁断のパンダに比べると、こちらのほうが楽しく読めます。

 

禁断のパンダでは前半と後半のギャップが大きすぎました。

蜜蜂のデザートではぶった切られたような前後半のギャップはありません。

場面は転換していくのですが、話全体がなめらかに進んでいきます。

 

蜜蜂のデザートは、最初の1ページ目に食中毒の話だとわかり、そして途中でその症状が語られてるので、もちろん気持ちは良くはないですが、それほどその描写にひっかかることはありません。

 

そして、そのあとギャップもなく、ほんわかしたシーンと、ハラハラドキドキするシーンが混ざっていて、するすると読み進めていけます。

 

謎も、わたしは途中で多分~~だよね~~と思いましたが、最後の最後までわからない感じで読めるかもしれません。

 

ミステリーとして面白く、さらに食の描写が素晴らしいことにかけては、他にない作品だと思います。

 

でもやっぱり、

なぜこの食中毒をテーマにしたミステリーにしちゃったかな。

という気持ちも残ってしまいました。

 

パンダの晩餐では妻のお腹の中にいた子どもが、食べることが大好きな三歳児になるっていうところは、少々感慨深いです。←まるで友だちの子を見るような感じ。

 

ああ、スイーツ食べたい。

今日はここまで。

 

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