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おうつしかえ

ブヒブヒ言ってるだけです。誰も恨んでいません。

生家には柿の木が7-8本ありました。

すべて甘柿で食べられる柿。

 

種類は次郎柿と富有柿かな。

一番多かったのは富有柿。丸い感じ。

 

訳あり お買い得品富有柿 ご家庭用わけあり品(規格外品質) 約7.5kg M?L 30個前後入

 

次郎柿は平べったい感じの柿でクッションみたいな形。

ちょっと上品そう。

 

浜北産次郎柿(露地栽培)5個または6個入り【ご自宅用簡易包装】

 

家にありながら、ほぼ野生と化しているわが家の柿の木。多少の前後はあっても、季節になるとどんどん柿の実が熟してきて、どんどん地面に落ちます。熟して地面に落ちた柿は踏むと嫌です(>_<)

 

甘みがあっておいしい柿だったので、ご近所におすそわけすると喜ばれましたが、

 

誰が取るんじゃい。

 

家族で柿が好きなのはわたしと父だけでした。

 

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父は家のことはほとんどしない人でしたから(仕事もしない人でしたけど)、気が向いたら取るくらいで、全ての柿の木の柿の実を取ってご近所におすそわけ、なんてするわけもないです。母とわたし。たまに気が向いた父がとりましたが、自分が食べる分だけ取って、あとは放置です。

 

年々放置されることが増えてきた柿の実を、「もったいない」と思っているご近所さんがいれば「どうぞどうぞ取って持って行ってください」と梯子を貸し、「柿をくださーい」という小さい子がいれば、「よ~し。お姉ちゃんが取ってあげるね。いくつ?欲しい」という感じで、ほとんどは野鳥の餌や地面の滋養になっていました。

 

 

柿の木は折れやすいです。

 

立派な枝振りに見えても、幹からズコンと折れてしまうことがあります。ですから、「松の木には登っても柿の木には登るな」と、日頃から言われているわけですが、柿の木は小さい子でもちょうど登りやすいところに枝があります。登ってはよく叱られていました。

 

ですが、秋だけは別。

 

梯子を掛けづらいところは、身の軽いわたし担当。

「気をつけて登ってね」

とか、言われちゃったりして。

へっへっへ(〃⌒∇⌒)

 

猿か!?

(⊂((o^⊥^o))⊃)ウッキー!

 

猿娘・・・いいえ。

猿嬢と呼んでください。

 

そんな柿。

家、土地とともにすべてなくなりました。

 

 

秋になると柿を買って食べたい気はするのですが、スーパーとかで買う気はなかなか起こりませんでした。喉のあたりに固まりがつっかえているような感じがして、お店で売っているのを見るのも嫌でした。

 

もう自分の家の柿の木はないのだから、食べたいときは買うしかないのですが、あれほど粗末に扱った柿を、お金を出して買うということの抵抗だったのでしょうか。それとも消化したつもりの父への気持ちが、まだまだ消化できていなかったからでしょうか。食べたい気持ちはあっても長いこと買うこはできませんでした。

 

今でも柿が実る頃になると、微妙な気持ちになります。

 

ですが、やっと買えるようになりました。それは月日がいろいろな感情を整理してくれたからでしょう。

 

今年も柿が出回ってきました。おいしそうなものを買って、秋の味覚として楽しみたいと思います。

 

さるかにがっせん (いもとようこの日本むかしばなし)

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