友人と話していてふと思い出したことです。
上司Aから頼まれた仕事ができていなくて困っていた部下B。
上司A「もうできた?」
部下B「まだです」
「どこまでできた?」
「・・・」
「できたところまで見せて」
「やっていません」
「なんでやってない?」
「すみません」
「やれっていっただろ」
「すみません」
「いつまでにできる?」
「今日中にやります」
しょぼんとしていた後輩。でも、その後もやっている気配がないので、なぜ、やらないのかを聞いてみた先輩C。Bは「その仕事をするために必要な資料」を持っていませんでした。
C「資料なくちゃできないじゃん」
B「はい・・・」
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C「資料どうしたの?」
B「なくしちゃったのかなぁ」
「探したらあるの?」
「わかりません」
「じゃ、なんでできるって言っちゃったの?」
「あの時はそう言うしかなかったから・・・」
「で、どうするの?」
「資料さがします」
「間に合うの?」
「わかりません」
「わかりません!って!?なくなったなら探すか、もう一度もらいなさいよ」
その後、上司AにBは資料を持っていないことを告げて、資料を再度手に入れて、その日のうちに仕事を終えることができました。セーフ。
上司AにCがBのことを話したところ、これからはどうしてできないのか、などの理由も(少し優しく)聞いてみるようにする、と言ってくれたそうです(口は悪いけど、わからない人ではないのです)。
上司Aの指導のしかたや、まわりのフォローにも問題があったのかもしれませんし、B本人の問題もあるのかもしれません。
Bと上司Aとの関係もあるのでしょう。厳しい上司(そうでもないけど、Bにはそう思えているのかな。二人の関係は悪くないけど)だと、言いにくいこともあるでしょう。
でも、一緒に働いている以上、「Bってだめだなー」って、そこを責めても仕方ないです。人事採用権のある人なら別ですが、そうでないのなら、できるだけ「うまく一緒に働く」ことを考えます。
「できます!」って、少し背伸びをして頑張るのもいいですが、できなかったら困ることは、失敗やミスは期日よりも前に、早めに申告したほうが周りが助かります。
わたしも言われたことあります。
「できないなら早く言えよーーーー!」って。
その時はイケイケの会社だったので
(´-`).。oO(デキナイッテイッタラ、オコルクセニ)
と、思っていました。
(↑その時は迷惑かけてごめんなさい)
いままでの生活での習慣、積み重ねもあると思います。
- 失敗したら怒られる。
- どうせ怒られるならできるだけ叱られるのを遅くした方がいい。
もしかしたら、そういう風に過ごしてきたのかもしれません。
わたしの身近な人にもいます。すぐあとからわかるような嘘をついたり誤魔化したりする人。結局最後には叱られるから、自己評価も低くなるんですね。※なにかの診断があるのかどうかはわかりません。そして、どうにもならなくなってから、ことが発覚して、周りが大混乱するという事態に。
「失敗やミスは期日よりも前に早めに申告してね」
優秀な仕事のできる人と働いている人は「え?そんなことから面倒見なくちゃいけないの?」と思うかもしれませんし、周りの人や環境、置かれている立場によって、難しいことかもしれませんし、会社の雰囲気ややりかたによっては不可能かもしれませんが、学校の宿題やレポート、共同でやる発表の準備、PTAの仕事なんかも、同じだと思うことは多いです。
失敗やミスは期日よりも前に早めに言うことができる
というそんな感じでやっていけたら、と思っています。
う~ん。
今日はここまで~
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