本当に本当に本当に深刻なときは、息が詰まるのです。わたしも喉が詰まるのです。食欲もなくなるのです。食欲がなくなることはめったにないけど。
顔も上げられないし、声も出なくなります。
そんな時は、そんな時こそ、背筋を伸ばして、深呼吸して、笑顔でにっこりしてみようっていいますね。
はい。
これができるのは、まだ初期の段階。
背筋を伸ばすのはいい。
しゃんとするのはいい。
ついでに、ピラティス的には「おへそをおなかにしまって」、つまり、お腹を引っ込める。
新鮮な空気を自分に取り入れるイメージで、大きく深呼吸をする。
そして、口角をあげる。
笑いたくなくても口角をあげる。
そうすると、幸せ物質だかなんだかが出てきて、本当に楽しくなってくる、らしい(ソース不明)。確かにそんな感じがする。
これはよく使っている手。
でも、それすらできなくなっているときがあるんですよ。
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どすどすどす黒い感情やら、どうにもこうにもやる気が起きない、気が重いとき。にっこりなんかできないんですね。なかなか。
今週はどうもそんな風に追い込まれている1週間でした。そして来週もまだまだ続く、このどん詰まり感。
どうにもならなくて、その大変さを声を出して言ってみました。
「やりたくないー」「気が重いーーー」「無理だよーーー」「あーーーやる気でないーー」「絶対終わらないーーー」「やらずにすます方法はないのかーー」「何もかも投げ捨てたいーー」「逃げたいーーー」「ずっと寝てたいーーー」「ハワイとか行っちゃいたいーーー」「ロコモコ食べたいーーー」「沖縄でもいいなーーー」「ソーキソバ食べたいーーー」「ラフテーサイコー」
声に出してつぶやいていると、深呼吸できなかったほど自分の中にたまっていたどす黒いものが、どすどす出て行くのを感じました。
頭の中で考えているだけのときよりも、声に出したものが耳から伝わってくると、どこかそれが他人事のように聞こえて、頭の中の別のわたしが
「いやいやーまだがんばれるっしょ」「そんなにやってないじゃーん」「じゃ、やめちゃえば」「そんなにいやなら逃げればいいじゃん」「でも、結局やるんでしょー」「えらいねーえらいよー」「いいよー」「いいねー」「沖縄で朝からステーキもいいぞぉ」「ちんすこう...( ´,_ゝ`)プッ」
と、自分に言い聞かせたりしています。
そんな一人芝居を繰り返しているうちに、少しずつ元気が出てきて
「まーしょうがないーーやるかーー」「早くやっつけてしまえばいいんだよねー」「あけない夜はないし」「なくならない宿題もないし」「食べ終わらないラーメン二郎もないし」「ちょっとずつやっていれば終わるよね。思ったよりも早く」
とか、自分を励ましたりするわけです。
これ、意外と効果があります。
もしかしたら、この心の叫びを他人に聞かせると、より効果的なのかもしれません。でも、聞かされたほうがたまらないでしょうし、聞いた人がわたしの望む励ましを言ってくれるとは限りません。相談できる友人がそうそういないわたしの場合、やっぱり一人芝居が最高です。
自分で自分に言い聞かすときは、励ましじゃなく自分を卑下する言葉、負のループにはまってしまわないように、注意しなくてはいけませんが。
仕上げにこれを歌います。
「さぁ~がんばろうぜ~~お前は今日もほほほほほ~ん...でっかく生きようぜぇ~~~ほほほほほほほほほほほ~ん」←歌えない...(CMみたいだ)
いいんです。
歌えなくても。
声を出して吐き出すことがだいじ。
◇
ということで、がんばろうと思います...明日...
今日はここまで。
親ががんばらないほうが子どもは伸びる!―子育てでいちばん大事なこと
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