小さいころの冬。うんと寒くなると母がココアを作ってくれました。それはバンホーテン Van Houten のココア。ココアはやっぱり森永~♪ではなく、母にとってはバンホーテンのココアこそが正統でおいしい冬の飲み物だったのです。
ココア製造、そのリーディング カンパニーの証バンホーテンは世界で初めて開発した「ダッチ プロセス」の功績により、1828年、オランダ国王WilliamⅠ世から栄誉の勲章を授けられました。以来、バンホーテンのココア製造技術は、現在までも脈々と受け継がれています。ココア製造のリーディング カンパニーとして、2世紀を迎えようとするバンホーテン社。そのたゆみない歴史は、まさにココアの歴史。「ココアといえばバンホーテン」の証です。
純ココアとは
Q
ココア バターとはなんですか?乳製品のバターが入っているのでしょうか?
A
カカオ豆に含まれる油脂分のことを「ココア バター」といいます。乳製品のバターとは一切関係ありません。ココア バターが全重量の22%以上、水分が7%以下のもので、バニラ系の香料以外のものを含まないものについて「純ココア」「ピュア ココア」と表示することができます。
いまでこそ「え~スティックもあるし、もっと簡単に作れるのでいいわ」と言ってしまう母ですが、あのころ小鍋で作ってくれたココアはわたしにとって、冬の素敵な飲み物でした。
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ちょっと外国テイストの缶に入ったココアパウダーを鍋に入れて、「あなたは甘いほうが好きなのよね」と、砂糖も多めに。ミルクを入れて練り練り練って、火にかけて、さらにミルクを足しながらかき混ぜます。コンロから目を離さずにかき混ぜます。沸騰寸前に火を止めるころには、もう家中ココアの香りがしていて、おいしいにおいのお家のできあがりです。
Step 1 よく練ることが風味の秘訣
手鍋にバンホーテン ピュア ココアと砂糖を入れる。一人分の分量は、それぞれスプーン1杯(約4g)が目安。冷たいミルクもしくは水を少量(大さじ1~2)加え、なめらかなペースト状になるまでよく練る。
Step 2 ミルクを入れてあたためる
手鍋を中火にかけ、一人分当り140ccのミルクを少しずつ加えながらよくかき混ぜる。沸騰直前に火からおろしてできあがり。
食が細かったわたしのために、母が少しだけバターを落としてくれたこともありました。栄養があるから、と。「バター?うぇ~~~~」と思ったのですが、ココアにバターを入れるとコクが出ます。隠し味で塩を少し入れたりしますが、有塩バターならそれでちょうどよいです。
注いでくれた大きめのマグカップを両手で持ち、ふぅふぅ言いながら飲んでいると、自分の息もあたたかくおいしいにおいがしてきます。
できあがったココアは最初は熱くて少しずつしか飲めません。ふぅふぅと冷ましながらちびりちびりと飲みます。さめた頃には、今度はココアがなくなってしまうのがもったいなくて、さらに少しずつ飲みます。
終わりにはそれでももったいなくて、少し沈殿してしまったものに「これお湯入れて飲んでもいいかな」とお湯を投入。「そんなことしたらおいしくないよ」と言われてもお湯を投入...おいしくない。やっぱりおいしくない。次の時には牛乳を入れて、ああ、これならまだ飲める。でも、一番おいしい記憶が消えちゃった。やっぱり最後まで「あ~あなくなっちゃったぁ」と、飲み干してしまうのがよいのです。
Q
缶には鍋で作る方法が載ってますが、火にかけないといけないのですか?
A
火にかけなくても大丈夫です。もっと簡単な方法としては、カップにココア、砂糖を入れ、まず少量の水でよく練り、そこへ冷たい牛乳を注ぎ、よくかきまぜ、電子レンジで温めて作ることもできます。
Q
練らないといけませんか?
A
ピュア ココアはもともと溶けにくい性質なので、一気に牛乳を加えると粉が残ってしまいます。少量の水か牛乳でなめらかになるまで練ると溶けやすくなります。
鍋じゃなくてもマグカップやレンジで作れます。でもちょっとした手間ですが、やっぱり鍋で、可愛い小鍋で作りたいですね。
そんなバンホーテンのチョコレートがグリコから出ています。
気になっていたんですよ~
2層のチョコレートで感じるバンホーテンならではの味わい
ココアを練り込んだチョコレートと、ミルクチョコレートの2層だからこそ感じられるなめらかなくちどけと奥深い余韻をお楽しみください。
ヨーロッパの菓子職人から、“Velvet feeling~ ベルベットのやさしさ”と称賛され、愛用される、きめ細かく深い風合いのココア パウダー。
選び抜かれた良質のカカオ豆のみが、優れた味わい・香り・色を兼ね備えたバンホーテン ココアに生まれ変わります。180年余の伝統を誇る上品なほろ苦さと香ばしさ、濃厚で奥深い味わいは、バンホーテンならではの本格的なおいしさです。
~180余年の伝統~世界が認めるバンホーテン
1828年、世界で初めてココアパウダーの製造法を発明したのがバンホーテン。そのこだわりの素材で丁寧に仕上げたチョコレートです。くちどけとともに感じられる、奥深いココアの風味と余韻をお愉しみください。
ふっくらとした滑らかな感じのフォルムが、あのココアの思い出とマッチします。やっぱりココアはほんわかなイメージなんだな~。
お味はそれほどココアココアはしていませんが、なめらかで上品。とんがってないの。きれいに並べて、「オランダのパティシエのショコラだよ」って言ったら、うっかりすると通じちゃうかも。(オランダ産ココアパウダー3%使用)それはいいすぎかな。
普通よりもちょっとおいしいチョコレート。でもわたしにとっては、「バンホーテン」というだけでおいしさ1.8倍なのです。
気になるひとは買ってみて。100円くらいだし、それほど期待は裏切らないと思います。
いやん。わたしちゃんと見てなかったのですが、CMも素敵でしたね。この二人。花子とアン...(*^m^*) ムフッ
バンホーテン 仲間由紀恵ナレーション「記憶」篇 30秒 グリコCM
今日はここまで~。
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