もう、いつでもどこでもなんでも買えるんだよね。大量の買い置きとか必要ないの。シニア層のごみ屋敷問題と、若者の片付けられない症候群は似ているようでまったく別。
年末年始だろうがお盆だろうが夜中だろうが店があいていて、そこそこの物が買える世代と、いつもお店が開いているわけではないから、いつもものがあるわけじゃないから、という時代を経てきた人たちと、は感覚はちょっと違うんだろうな、と最近よく思う。「買い置きがないと心配」という買い置き族は中高年に多いんじゃないかな。物忘れも手伝って同じものをいくつも買ってしまうのもあるのかも。
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どちらかというとわたしも買い置き族。シャンプーとか化粧品とかなくなる前に買うもん。Aを使っていてBを用意しておいて、AがなくなりかけるとCを買うの。これはアカン。これはイカン。と、最近はいたく反省。ものがそれほど豊かではなかった時代に産まれた母ですら、最近は切り替えてできるだけ買い置きをしないようにしているのに、バカバカ!わたしのバカ!ま。これは、欲しいものが手に入る商店が近くにあるかどうか、という生活圏の違いもあると思うけど。
さて、この記事。
機会損失。
こういう主張が最近はちょっと気になる。古い気がする。
おそらくこの店で、おでんが品切れになっていたのは、この日ばかりではないでしょう。
確かにこの日ばかりではないかもしれないけれど、たまたま1回のことかもしれないよ。部活帰りの少年たちがこぞっておでんをたべたのかもしれないよ。
「この店はおでんも満足に用意できない店である」という印象がすべてなのです。
いやいやいや。そこまで思う?それはコンサルタントとか関係者だからじゃない?それこそ普通のお客様は「なかったわーちっくしょー」で何分かすれば忘れるよ。食べ物にこだわる食いしん坊ばんざいのわたしですらその程度だよ。
例えばフライドチキンを食べようと、列に並んだのに、いざ自分の番になったら、「チキンは品切れです」と言われてしまう。自分がその立場だったらどう思うでしょうか?
並ぶ前からだいたいわかっているだろうし、コンビニなら有名行列ラーメン店のように30分も待っているわけではあるまいし、「ちっ」ですんじゃうと思うし、むしろそれより高いものを買うかもよ。もちろん買わないで出ることもあると思うけど。
そんな残念な出来事が2回も続けば十分です。もはやそのお客様はそのコンビニには来てくださらなくなるでしょう。
そうかなぁ。そんなことがあってもいいよなぁ。むしろ「売れる店なんだな」って思うよ。っていうか、やっぱり何も思わないかも。
もちろん、自分が行ったときに欲しいものが品切れでない方が嬉しいし、店側もそのほうが儲かるよね。売れるときには売って儲かりたいのは店舗も同じだから商機を見据えての多めの準備はwin-winだけどど。そういう意味ではオーナー、店長、本部から派遣されるSV(スーパーバイザー)の連携は取り、データも活用して商品入荷・準備をするのがいいんだろうけど、余ったら廃棄。廃棄よ。その廃棄は各店舗の負担になることも考えたい。食品の廃棄は世界的な問題になっているわけだし。
なんか今だとそういうことのほうを顧客側も考えちゃうよね。だからいつでも溢れるほど多めにしてね、とは思えないのよ。わたしは。少なくともわたしは。廃棄にならないように少なめにしていても、それはそれでいいよなぁと。恨まないよわたしは。
でも、こういうことを指南する人がいて、コンビニ本部側も各店舗にこういう指導をするのかもなぁと思うとなんだかなぁって思う。
今日はここまで。
そうかなぁ。残念だけど別にそこまで恨むか?ちょっとずれてる気がする。確かに「おでんはある」けど「おでんの具の種類が乏しい」というのは寂しいし、いつもそうだったらそこでおでんを買わなくなると思うけど / “コンビニの大問題"チキン…” https://t.co/b6sIBm5r5U
— ばんばん (@banban201405) 2018年4月25日
食べ物は掃いて捨てるほどある 日本にはびこる食品ロスの真実 (朝日新聞デジタルSELECT)
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