※注意!かゆい画像あります。
小さいころよく蕁麻疹(じんましん)が出ました。
じんましんとひとことで言っても、見た目も症状も原因もさまざまなのです。
わたしの場合は、最初に小さな丸いふくらみができます。ぽちっとしたかわいい丸い丘のようなじんましんです。
早めにじんましんに気がついたら、それはたいてい直径1cmくらいの大きさです。
気がつかずにポリポリかいていると、大きくなるので、だいたい「あっ」と思ったときは直径2cmくらいになっています。
かきむしらなければ、色も特に変わりませんから、本当にただの小さな丸い丘です(ただしかゆいのですが)。
それがいくつかできます。
いくつかできてくると、どんどんかゆくなるので、服の上からでもかきます。
時間が経つにつれてかゆみがひき、丘がなくなり、何事もなかったように平野に戻ります。かきむしらず、傷をつけずにいれば「あれは一体何だったんだろう?」というくらい、きれいに跡形もなくなりなるのです。でも、どうしても痒いのでかいてしまいます。
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かゆいところをかくのは気持ちがいいんです。
ですから小さいころは、気にせずにかきむしりました。母に「かいちゃだめ」と言われるので隠れてかきます。
小さいまあるい丘がひとつできて、しばらくすると、そこから2-3cm離れたところにも小さな丘ができます。
「あ。こっちにもあった」
とかいていると、その横にも丸い丘ができています。
「こっちもかー。こっちのほうがかゆいな」
と、かいていると、次第に小さかったはずの丸い丘は、どんどん大きくなってしまいます。
最初の丘が少し大きくなって、隣の丘も大きくなって、その横の丘も大きくなって、いつのまにか小さかった丘は一つの大きな丘に変わっていきます。
「かゆいの?薬塗ってあげるから」
と、母に言われて、服をめくると、すでに小さい丘はなくなっています。小さな丘は大きくなり、丘と丘がくっついて、大陸ができています。
かゆみの大陸。
じんましんの大陸です。
「あああああああああ・・・・いやだ(気持ち悪い)」
母はものすごく嫌がって、次第に薬を塗るのを嫌がるようになりました。
大陸ができた背中や腿を誇らしげに差し出すわたしに、母は言いました。
「自分は見えないかもしれないけど、すごく気持ち悪いのよ」
ええええ?すごく、ぼこぼこしていて、さわると気持ちいいのに。
かゆいのはたまらなくつらかったのですが、大きな大陸ができあがったことに、何かわたしは大きな達成感を抱いていました。
小さなじんましんの丘が、大きな大陸になる。
見よ!この大陸を。
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われながらバカかと。
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このじんましん。
小さいころは薬を飲んだり、塗り薬を塗ったりしていましたが、酷かったのは未就学児から小学生くらいまででしょうか。だんだん、ひどい症状は出なくなりました。
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最近ね。
また、出るんですよ(ΦωΦ)フフフフフフ・・・・
じんましんの大陸まではいきませんが、じんましんの列島くらいはいくでしょうか。
いいのが撮れなかったのですが、すでにかきむしって小さい丘がくっついたところです。一番酷いところは、ちょっと写真に撮ってアップできない場所なので、左肩一面です。
写真だと小さく見えるのが残念です。
※画像追加
今日はここまで~
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