美容院とか習い事で思ったこと。
「こうして欲しい」ということは褒めちゃえば
たとえば
「もっと丁寧にやってほしいなー」
って思ったら
「いつも丁寧でうれしいわ」
って、言ってみる。
丁寧にやってくれる可能性が高まります。
「いつも丁寧でうれしいわ」
と言われたら、
もしわたしなら、
「え?丁寧?そうなの?意識してなかったけど、そうなのか。で、それが嬉しいのかぁ」
と思って「この人にはもっと丁寧にしよう」という気持ちになります。
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叱っても不満をぶつけても「こうやってほしい」という気持ちは伝わらない
注意したり怒ったり叱ったりすれば?
叱られたり、怒られたり、は、指摘された内容よりも
「叱られた」
「怒られた」
という感情でいっぱいになってしまって、そこから先に進めない人もたくさんいます。指摘したそのことは配慮してもらえても、その他の根本的なこと(丁寧さが足りないとか)は解決しません。
「怒られちゃった・・・」
「この人、クチうるさい人だなぁ」
くらいにしか思われないのでしょう。
場合によっては
「クレーマー?」
「はげ」
「ババア」
と、軽く憎まれることもありますね。
さらに、全力で問題から逃げられてしまうことも。
「この人苦手」
「この仕事無理」
こうなってしまうと、
「違うのよ~ちょっとだけこうしてほしいのよ~~!」
というわたしの気持ちは、少しも伝わらなくなります。
嬉しいからもっとやる
「褒められたらうれしい」
「うれしいからもっとやる(できる範囲で)」
という人のほうが多いと思います。
だったら、怒ったり注意するよりも、褒めたほうが、早く、気持ちよく効果が出ることが多いはずです。
と、ここまでこの記事を書いて下書きにしまっていたのですが、一昨日友人がこんなこをと言っていました。
「いやー美容院で新人君らしい男の子にシャンプーされたんだけど、ヘタで痛かったのよー痛いシャンプーなんか今時ないよね。あ、顔はね可愛かったの。でね、ぼくの出身はーっていう話をされて、それは初初しくて良かったんだけど、シャンプーがヘタなのよー。あーぼくの出身はーっていう話はなぜか2回もされたのね。リピート?なんで、2回も君の出身地の話をお金払って聞かなけりゃいけないんだーって思っちゃうよね。しかも2回もー。もう君の出身地ーーーすっかり覚えちゃったよー2回も聞いたんだからーって思ったんだけど、今はもうすっかり忘れちゃった。2回も聞いたのにね。出身地どこだっけ?で、それはいいの。で、シャンプーなんだけど。シャンプーどんだけヘタなんだーーー!痛いシャンプーってありえないだろーってくらいヘタだったんだけど、いかがですか?って聞かれたら、なんだかついつい口が滑って、とても気持ちいいです!今までないくらい気持ちよかったから、普段わたしは美容院で寝たりなんかしないんだけど、うん、全然寝たことないんだけどー今日はあまりにも気持ちよくて、すごくシャンプーが上手で気持ちよかったので、ついつい寝ちゃってーそう、気持ちよかったから寝ちゃいましたーって、思ってもいない言葉がスルスルと口から出てきちゃって、大げさに褒めちゃったのーそうしたら、すごく動作が丁寧になっちゃって、そう!すごく丁寧にやってくれるようになったの。そのあとは全然痛くなかったー」
「・・・思ってもないことで、そこまで褒めなくても」
「いやーわたしもそう思ったんだけど、口からスルスルといい加減なことが出てきちゃうんだよね。わたし」
「で、出身地は?」
「うん。もう何も覚えてない」
と、まあ、こんなふざけた友人がいるわけですが、まさにそう!
褒めて効果があがったわけです。
で、「わかるわかる~~~~」と、下書きに入れた記事を思い出した次第です。
でも文句いいたい
もちろん、相手との関係や状況によっては、苦言を呈さなくてはいけないこともあるでしょう。
でも、その言い方で相手が自分の思うように動いてくれるのか、ちょっと考えてみます。
それを言ったら、相手はどうするかなぁ。
どうしてもひとこと文句を言いたい人は言わずにはいられない。そこを我慢すると、ストレスたまってしまうという人は言ったほうがスッキリするのかもしれません。
でも、感情にまかせて発言しても、結局それはいい方向に向かわなかったこと多くない?
言いたいのか
行動をかえて欲しいのか
どっちなんだ?
どうして欲しいんだ?
どっちが効率がいいんだ?
「むむむ!」と、思ったときは、こんな風に少し考えるようにしています。
まとめ
いい方向に向かせたい、とか、現状を改善したい場合は、
「こうして欲しい」ということは褒めてみます。
怒って後味が悪くなることはあっても、褒めて嫌な気持ちになることはりませんから。ぜひ一度試してみてください。
※教育をする立場にいる場合は、この限りではありません。
怒っているときに褒める
真逆の行為ですが、ビックリする効果があるかもしれません。
この夏のお子さまたちにも応用できます。
と、夏休みらしさを醸し出したところで
今日はここまで~
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