気分が落ち込むことがあり、いつになくそこから復活できずにいました。理由は1つではありません。いくつか重なっています。一つ一つは小さな事なのかもしれませんが、将来未来への不安も合わせて気持ちに大きなダメージを受けてしまいました。
うつうつ
寝るのが一番だとわかっていても、どんどん就寝時間が遅くなりがち。寝て嫌な夢を見るのも怖いから何となく起きていて、どんどん睡眠時間が少なくなって悪循環にはまりました。
なんとか寝ても、起きた瞬間からそのことを考えて暗い気持ちに。重症。
運動をしても運動の最中ももやもやとあれこれ考えて、いつもなら終わって疲れ果ててすっきりするはずが、逆に疲れがどんどん蓄積されている感じで、先週はほんとうにだめだめでした。
「嫌なことがあると、できるだけ考えないようにする」というのは最近のわたしのやりかた。耐えられないほどの痛みや、自分以外の人のことで解決のしようのないことは、できるだけ考えずに、それが風化するまでできるだけ見ないようにします。時間薬。
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考えないようにする、ということがうまくいかないことや、自分の反省や改善の余地がある場合は、考えないわけにいきません。今回もそうでした。
そういうときは、嫌なことを取り出しては、それを自分の柔らかいところに押し当てて、すり下ろします。血が出そうになったら、また引っ込めて傷をなめますが、頃合いを見計らって、また取り出して柔らかいところに押し当てます。
痛い
また引っ込めては、すり下ろし、そういうことを何度も何度も繰り返しているうちに、自分の柔らかいところが丈夫になるのか、それとも鋭利な形をしていた嫌なことが丸くなり切れ味が悪くなるのか、それとも時間薬なのか、それほど痛みを感じなくなります。ここまできたらあと1歩。
そういうときに、おいしい何かを食べたり、誰かとたわいもないことを話しているうちに、胸につかえていたものがストンと落ちる感じで、すぅっと気持ちが軽くなって、前向きになれたりします。
ちょうど昨日もそうでした。
午後10時近くになってからの帰宅でしたが、急に気持ちがあたたまるものが食べたくなって、水餃子スープ。
時間を掛けずに少しだけ作って食べようと。
そういえばごぼうもあった。
あれもやっつけなくては。
ごぼうとか滋養になりそうな気がします。
セロリと生姜と葱を刻んでごま油で炒めます。
好物のきのこ類がなかったので、手近にあった乾燥椎茸スライスを入れます。
塩胡椒。
水を入れて煮ます。
チキンコンソメだとあっさりした味に仕上がるので好きなのですが、今回は引き出しの奥から出てきたダシダを使いました。
塩、胡椒、醤油で味を調えて「2個くらい水餃子食べようかな」と思っていたところに、「わたしも食べたい」とお客様が。「え?食べるの?」「少ししか作ってないけどこれから水餃子入れて煮るから何個食べたい?」「たくさんっ!」
冷凍水餃子をどさどさと入れて煮ます。
4分過ぎたあたりから、水餃子がスープの中からぽくんぽくんと浮いてきます。
できあがり。
これがおいしかった。
わたしはラー油で辛くして食べましたが、とても元気が出ました。
このところの不調がまるで嘘のように。
時間薬なのか、水餃子のおかげなのか。
二人でおかわり。
さらにまた水餃子を煮て、スープも完食。
「ああ、おいしかったーなんかものすごくあったまったねー」
と、お褒めの言葉をいただいてお開き。
うん。
復活。
写真も撮っておけばよかった。
以前書いた記事ですが、やはり「あたたまる」って書いてありますね。
次回落ち込んだら迷わず作ってみましょう。
あ!ごぼう入れ忘れたわ。
今日はここまで。
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