自分が怒っているときや不快に思っているときは、たいていの場合、相手も眉間に皺が寄ったり、こちらに対して不快な気持ちを持っています。
わかっています。それはわかっています。そんな風にお互いが不快な気持ちを抱いて対峙しても、いい結果にはなりません。
自分の思うとおりにならないからといって、さらに輪をかけてわたしが怒ったり怒鳴ったりしても、何も解決できないこともわかっています。ほんと、いいことない。わかっているけれど、血が沸騰するような怒りに燃えてしまうことがあります。ふとした瞬間に。特に小馬鹿にされたような態度が見えると。
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冷静になれば、その相手の態度も自分を守るせいいっぱいの防御反応だとわかります。多分そう。多分。だからしかたない。特に相手が未熟なら仕方ない仕方ない仕方ない...が!がっ!!それでも大声を出したり、攻撃的な言葉を投げつけたくなります。
指導する場面での「注意する」「叱る」は、場面によっては有効かもしれませんし、それは必要な立場もあると思います。でも「怒る」は自分の感情であって相手の成長云々ではないので、その怒りにまかせてこちらの言いたいことをすべてぶちまけてもいいことはありません。本気は伝わるかもしれませんが、それが伝わって何かいい方向に行くような関係性ができていないと怒った分だけ、解決からは遠のいていく気がします。多分。きっと。いいことは限りなく少ない気がします。
ここ最近そんなことが続きまして、胃の調子も体の調子まで不調になりまして、これは多分そんなストレスなのではないかと言われまして。
アンガーコントロール。
自分の怒りをあやつる。
って、タイセツだなと思ったわけです。
ただただ我慢していたり、言い過ぎて後悔するばかりの日々だと、こっちの身が持ちません。どうしてもうまくいかない人がいて、そういう人と何かをしなくてはいけないこともあって、こちらがそう思っているのなら間違いなく相手も息苦しいだろうと思います。でも、腹が立つことを感情のままに、全てぶちまければ、少なくとも自分の気持ちだけはすっきりするかというとそうでもないのですし、言われたほうは絶対すっきりしません。
アンガーマネージメント。
自分の怒りをあやつる。
って、タイセツだなと。
何かこちらの考えかたを変えなくては、と思ったわけです。
- 深呼吸する
- 論点をまとめる
- 返事がしやすい質問にする
- 伝えたいことの優先順位を考えて最小限から
どれも効果ねぇ!!!
明日、この人は逝く。だからはもう会えない人になる
と思う←と、優しくなれる。
かと思ったら、それも無理でしたー。
いろいろと試してみたところ効果がてきめんだったのはやっぱり「褒める」でした。
いいところを3つ褒める。
これが一番効果がありました。
そんな手に相手が乗るかどうか?と思ったのですが、以外と効果がありました。一時期、関係性が修復できました。いいところを見つけること。成長しているところを見つけること。もっとできなかった時のことを思い出して、ここから始めるといいですね。
次に効果があったのは
「見ない」
こまかいところを見ないようにします。これはダメなシーンもありますね。だって、深い池の中に落ちそうになっていたり、ビジネスに大ダメージがありそうなことは、わたしの裁量で「見ない」というわけにはいきません。
でも、いちいち言うよりも、大きなところができていたら、とりあえず褒めておく。細かいところに気持ちがいきそうになったら、細かいところを指摘して改善する。←これは結構いけました。
どうやったら目的にたどり着けるのか。
そこだけを考えていければいいのですが...
あああああ、でもいま胃が痛いんですよ。
一昨日から風邪っぽくて、体調不良で、風邪薬飲んだら効き過ぎたみたいで、食欲もなくなり、さらに胃が痛いのです。
怒る元気もない→ちょうどよかった。
今日はここまで。
明日また考えよう。
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