おうつしかえ

ブヒブヒ言ってるだけです。誰も恨んでいません。

梅が咲いて春の気配がしてくると不安になるのです。

絶賛、体調不良の日々を送っています。咳が止まらないとか、背中が痛いとか、だるいとか、胃腸も不調とか、頭痛とか。どうもいろいろすっきりしません。薬が効いていないのか、それとも薬の副作用なのか、うーん。お医者様に相談だ。

 

外はそろそろ梅が咲いてきていて、ああ、春なんだなーと思います。春はわたしにとって不安になりがちな季節です。

 

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花咲き乱れる、水温む、生命の息吹が聞こえる春が近づいてくるのに、もうここ何年かは春になるときまって不安な気持ちになります。桜の下には死体が埋まっているわけでもないのに。

 

 

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過去にいくつか強烈なマイナスな出来事がありましたが、それが揃って春です。春でした。一番近いものでも3年くらい経ちますし、古いものはもうずいぶん前のことですから、春にそんなマイナスイメージをもたなくてもいいのかもしれませんが、梅が咲き始めて、空気が白っぽくなってきて、日差しがやさしい気配を醸し出してくると、何となくいいようのない落ち着かない気分になります。春ごめん。

 

辛かった時のまっただ中にいたときには、「そんなことはわたしを傷つけない」「そんなことでわたしは傷つかない」と思って乗り越えてきたつもりですし、乗り越えてきました。負けるもんか。でもそれが、過ぎてしまって、過ぎ去ってしまって、辛かったことが遠いことになってしまった今、ただ何となく悲しい気持ちと不安な気持ちだけが、残像のように残ってしまいました。

 

そうなのです。残像のように残っているので、実像はないのです。実像がないから、消そうにも消せません。なんとなくの不安。目の前をゆらゆらとしてる曇ったもや。なんとなくの不快。消すこともできなくなってしまった不安。そんなものが滲み出てくるように底から沸いてきます。

 

暇なんだと思います。立ち止まらず脇目もふらず走っていたら、多分気にならないことなのだと思います。気になっても「あー春が来るんだなーやだなー」で終わるのだと。

 

でも、体調不良。

 

春はたいてい体調不良なので、その体調不良の中で、春はやっぱりあれこれと嫌なことも思い出してしまいます。思い出さなくてもいいことまでも。

 

終わり、終わり。考えちゃだめ。と、自分にいいきかせておきましょう。この不安は、考えても、考えなくても変わりませんから。だったら考えずに早寝。その前に今日はまだ早いからとりあえずゆっくりと風呂に入って、で、アイス食べて、丁寧に歯磨きして、ツムツムして、ストレッチして、えーっとえーっと。

 

今日はここまで。

 

桜の樹の下には

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桜の木の下

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花の下にて春死なむ (講談社文庫)

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