おうつしかえ

ブヒブヒ言ってるだけです。誰も恨んでいません。

服を買うなら、捨てなさい[地曳いく子]今日の服は納得できるコーデですか?バリエーションの呪いから解き放たれよう

子どもから大人体型になって、大人の服を着るようになってから、ずいぶんと月日が経ちました。その時々でライフスタイルも変わり、その都度、必要な服もかわりました。その時々に捨てていましたが、ここ何年かは捨てられない服が少しずつ増えています。

捨ててもまだまだ着ない服だらけ

断捨離が流行ってからは「1枚買ったら3枚捨てる」

 

をモットーにしていましたが、キャミソールとかは、サラサラとかヒンヤリとかホットとか、新しい機能を求めてしまってたまっていきますし、「いつか着るだろう」のスーツも埃かぶりつつも保持していました。もう着ることもないし着られないワンピースも、ただただ「それが好きだから」という理由でハンガーに掛かっています。もう何年も。

 

春夏秋冬。たっぷりの服がありながら「着るものがない」と思うこともしばしば。そして買っても「失敗したーー」と、着こなせない、日常的に着ることがない服たち。「でもいつか着るかも」「着る時が来るんだ、きっと」 

 

 

読みました。

 

 

フランス人は10着しか服を持たない~パリで学んだ“暮らしの質"を高める秘訣~よりも、ピッタリきました。日本人発だからかな?

バリエーションの呪い

わたしは、まさにこれでした。洋服が好きで、あれもこれも着てみたいし、いろんなスタイルをしてみたい。センスはあるほうだとは思いませんし、お金もないから安いものであれこれと試したい、と思って買った服は玉石混交。どちらかというと石のほうが多い。圧倒的に多い、玉石混交。あれこれ試しては着ない服の山。でも、それが楽しかったのです。パーティーピーポーとまではいいませんが、何だかんだと集まる機会も多かった頃は特に。

 

ところが最近、めっきり人と会う機会もなくなりました。しかも、ライフスタイル的に派手なものがほぼNGとなりました。おかげで1年300日くらい黒パンツを履いている感じがします。

 

 

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そうなってくると、久々の集まりで着ようと思っていたワンピースも、普段着ていないこともあって、何となく着るのをためらうようになります。着慣れないし、違和感を感じてしまいます。結局着ないでマタイツカネ。

 

それなのに、バリエーションは増やしてしまっていました。バリエーションを増やしても、それだけのものを着こなせないのに。

イマイチ服だらけ

日常的に着ているものにはお金をかけませんし、チョイスもそれほどこだわりませんでした。なんかモッタイナイでしょ。日常着。誰に見せるわけでもない。トキメクわけでもない。適当ーに選んでいました。「安いから」「セールになっていたから」「色がちょうどよかったから」「デザインがよかったから」「サイズがよかったから」

 

本当に自分に似合っているか。わたしがわたし以上に素敵に見えるかどうか。それを着て大事な人に会えるかどうか。自信を持っていられるかどうか。なんて、ほとんど気にせずに、ポイポイッと買っていました。だって日常で必要なんだもーん。試着をしないこともあったりしましたが、試着しても自分に確実に似合っているか、毎日着ても飽きないかどうか、なんて考えていなかったと思います。バリエーションの1つ。それだけ。

 

結果 

  • 普段着ている服で誰かに会ったら結構イヤ
  • 集まりに出かけるときに大変悩む
  • 悩んだあげくに変な服で行ってしまう
  • ウィンドウに写る自分の姿に愕然とする

イマイチ服どころか、だめだめ服じゃん。

 

いえ、服に問題はないのです。多分。問題はわたし。相性。わたしに合っているかどうかです。 

 

彼氏とか夫婦とか親子と同じかな。単体ではいいけど合わないってあるよね。マッチングマッチング。

大人だったらいいものを買いましょう 

「大人だったらいいものを買いましょう」っていうでしょ?そりゃそうでしょ?大人なんだからさ。いい年なんだからさ。いやいやいやいやいやーーーーー。雑誌とか見てると、えぇえええええええええ?って思うのよーーー。服は好きだけどそんなにお金かけたくないのーーー質より量なわたし。←はっ!だからダメなのか。イマイチ服の山なのか。そこから改善か。

 

でも、何でしょう。靴には多少お金をかけても、ブラウスとかシャツで1万円超えとか無理ぃいいい。

 

何だろう。食事に1万円は高くても惜しくないのにぃいいい。バッグもブランドものとか、ひゃぁあああああっ←はっ!だからダメなのか。イマイチ服の山なのか。そこから改善か。

服を捨てるよ。服捨て基準

これまで以上に厳しく服を選別して、4シーズン分の服を大袋4つ処分。

  1. サイズ合わない
  2. 2年以上着てない
  3. 日常的に着られないし、着てもイマイチ
  4. 飽きた
  5. 見てて楽しくない
  6. 着て気持ちよくない

4と5は新基準。

 

まだまだ着られるけど、何となく飽きてしまったものは思い切って処分。6は時々発動している基準です。わたしは手触り、触感を重視するタイプなので、触ったり着ていて気持ちよくないものは、どうしても着ないことが増えてしまいます。この際、処分へ。

毎日納得できるコーデを目指す

ということで、日常的にイマイチどころか、イマイチの服を着ていたイマサン女だということに気がついたわたし。多分これまでは1年290日くらいはイマイチ服のイマサン女。モッタイナイモッタイナイ。

 

ファッション的に「今日はバッチリOKだー」と思える日が本当に少なかった、今日この頃。ダメだこれではダメだ。ますますダメだ!

 

安い服10枚よりも、いいものを1枚買って、それを何回も着て、いつも似合っているほうが全然いいよね。あ、10枚分の値段の服はちょっとアレだけど...むにゃむにゃ

 

この際、処分、断捨離を重ねて、キレイとか素敵には届かないと思いますが、イマサン女を脱出しようと思います。日常的に。

 

そして毎日着ることが許される系の服を新たに買いました。ちょっとだけいいものを。でも6000円くらいのシャツだけど(しかも30%オフとかになってたけど)。

 

もう、試着しないで色違いまとめ買い、とか、楽天で勢いで爆買い、とかしないようにします。洋服は好きだから、洋服にも好かれるように。量やバリエーションだけを求めずに、毎日の服が素敵になるように。

 

あ、そうそう[服を買うなら、捨てなさい]の読書感想文でしたっけ?ここまで年季の入ったイマイチ服のイマサン女のわたしがクローゼット改善に本気で取り組むきっかけになった本です。お薦めします。

 

今日はここまで。

 

 

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