ブラッドリー・クーパー主演。
ジェニファー・ローレンス。
病棟のシーンから始まります。
こういう映画だったのか...
面白そう。
ものすごく面白そう。
「世界にひとつのプレイブック」という邦題から、勝手につまらなさそうなイメージを抱いて、この映画を避けていました。
イケメンのブラッドリー・クーパーなのに。
猛烈に可愛い天然おちゃめ美女のジェニファー・ローレンスなのに。
ブラッドリー・クーパーといえば、アメリカン・スナイパーですが、あれはブラッドリーではないないない。アメリカン・スナイパーのブラッドリー・クーパーは通常のブラッドリーよりもかなりマッチョなパンパンなむっきむき仕様になっています。
「世界にひとつのプレイブック」では、細マッチョ的な均整の取れた感じのいつものブラッドリー・クーパーが見られます。
[広告]
彼は病んでいる。
病んでいる。
病んで病棟にいる。
そして元妻に手紙を書いている。
届かない手紙を書いている。
そんなシーンから始まります。
あらすじ↓↓
妻の浮気が原因で心のバランスを崩し、すべてを失くしたパット。今は実家で両親と暮らしながら、社会復帰を目指してリハビリ中だ。
そんな時出会ったのが、近所に住むティファニー。愛らしい姿からは想像もつかない、過激な発言と突飛な行動を繰り出す彼女に、振り回されるパット。
実は彼女も事故で夫を亡くし、心に傷を抱えていた。ティファニーは立ち直るためにダンスコンテストへの出場を決意、パットを強引にパートナーに任命する。
人生の希望の光を取り戻すための、ふたりの挑戦が始まった―!Amazon.co.jp: 世界にひとつのプレイブック (字幕版): ブラッドリー・クーパー, ジェニファー・ローレンス, ロバート・デニーロ, デビッド・O・ラッセル: generic
ふたりの挑戦が始まったー!
って、そういう感じじゃないですよ。
浮気をした妻に執着をしている、いかれた男パットにブラッドリー・クーパー。
夫を亡くしいかれたビッチになった、ティファニーにジェニファー・ローレンス。
家も開業資金も賭けてしまう、愛情の表現がヘタな父にロバート・デニーロ。
病院での友人はやはり患者だし、一見普通の家庭生活を送るも息が詰まりそうになって病みかけている友人。
冒頭はパットの病み加減がクローズアップされているものの、ストーリーが進むにつれて、誰も彼もが病んでいるように見えてきます。
「おまえを信じているから」とか、勝敗はまったくパットに関係がないのに、開業資金まで賭けてしまうお父さん。お前も絶対おかしいだろ?
薬を頑なに拒否していたパットも、やっと自分の症状を認めて服用するようになり、な徐々に落ち着いてきます。そうなるとどちらが退院したての患者かわからない様相になってきます。
なんていうか、みんながどこか病んでいて、誰もがどこかおかしくて。
だから許し合ったり、わかりあったり、助け合ったりすることが必要なんだーと思わされる映画でした。
ラブコメなんだけどね。
ティファニー役のジェニファー・ローレンスがいい!!ジェニファー・ローレンスの可愛らしさだけでも見る価値があります。
美人で可愛らしいのに、ものすごくやさぐれてふてくされたり、にらみつけたり、どやしたり、キレてお店で暴れたり、と、まあ何て魅力的。
つらいことがあっても、人からdisられても、あんな風に強く生きたいわ。わたしも。わたしがんばれ。勇気が湧いてきます。
で、ツンデレ女子が好きな人にも猛烈におすすめです。そう。ツンデレ女子好きとか、M気のある人、怒られたいあなたにピッタリよ。
ダンスシーンも可愛くて楽しくてGood!!
あーよかった。
この連休中に3回も見ちゃいました。
(暇なんかいっ!)
原題は「逆境に立ち向かう指南書」という意味で米国内では比較的よく知られた慣用句であり、本作の主題を的確に表現したものである。しかし、邦題は原題や本編内容とは明らかに無関係で日本での作品理解を混乱させている。
確かに。
ということで、まだ見ていない人は、邦題のイメージはすべて捨てて見てください。
これ、自分でタイトルをつけるとしたら何だろう?
今日はここまで。
[広告]
■合わせて読みたい