ミックス。
卓球映画って言えば誰が何といっても、どう言おうと、わたしにとっては永遠に「ピンポン」なんすけどね。
もうさ、ピンポンのこの窪塚洋介は衝撃的によかったよね。はまり役って言うか神懸かってたよね。わたしにとっては原作を上回る映画はそうそうないんだけど、このピンポンは原作よりも好き★
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甘く切ないラストシーンは思い出しても鳥肌が立つんだよっ。ぎゃっ！ぎゅっ！！
で、 ミックス。なかなかタイトルが覚えられなかったけどミックス。ピンポンじゃなくてミックス。な。
これはさ、主人公の富田多満子が新垣結衣ガッキーなんだけど、これがまたいつも通りガッキーで、安定の可愛いガッキーで、富田多満子としてはグダグダになるんだけど、やっぱりどこか強くて、結局おま！おまっ！！強いじゃん！！やるんじゃん！！やるときゃやるんじゃん！！っていう。
で、ガッキーがそれなりに立ち直ってきたから、今度はさ、W主人公の萩原 久を演じる、瑛太がどんどんダメ男っぽい感じに描かれるのかと思ったら、これまたそうでもないのよね。だめかっこいい男、ってやつ？
正義感もあるし、無口でいい男なんだな。終盤なんか、もうさー高倉健かっ？っていうくらいのかっこよさなんよ。切り込んでいく感じじゃない静かな炎的な。ぐぐっとくるよね。で、みんなに優しいんだ。優しすぎて泣ける...(´；ω；｀)ﾌﾞﾜｯ
ダメなだけのやつがどこにもいなくて、こっち側は全員善人。
瑛太の職場の上司であるトレンディエンジェルの「斉藤さん」（←斉藤さんはほんとドラマにはまるよね）これがチャラ助でちょっと意地悪なんだけど、ここもまぁ...あれだ...ほっこりなんだよね。いや最後に昇進しててもよかったんじゃないかい？笑
あっち側（ライバル側）はあくどく酷い、って対比にしてるんだろうけど、なんだろう？演技力なのか、今ひとつ盛り上がらない。悪役をしめておけばドラマも映画もしっくりくるっていうのはホントなんだな。緩いんだよね。ヒールのあっち側が。っていうのを観ながら思ってた。瀬戸康史と永野芽郁が可愛らしすぎて厚みがなかったのかな。
こっち側は、田中美佐子、遠藤憲一、遠藤憲一でしっかり固めてあるからね。さっすがなんだよね。このあたりは。で、全員それなりに人生ドラマを背負ってるっていうのが終盤で出て来るんよ。全員スピンオフ作ってもいいじゃね？ってくらい。広末のセレブ妻よかったけど、最後はちょっとやり過ぎだったかな 笑
好きなシーンとしては蒼井優と森崎博之の中華料理店（そこ？）。エセ中国語風日本語がおもしろ。で、案の定 麻婆豆腐が食べたくなるという。
元気が出る映画だよ。
あーまたピンポンも観てみるかな～
今日はここまで。
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