おうつしかえ

ブヒブヒ言ってるだけです。誰も恨んでいません。

ジョン・ウィック2

2017年7月7日公開。

ジョン・ウィック チャプター2です。

まずはジョン・ウィックのおさらい

ジョン・ウィックを見たのは劇場公開後。劇場で見られずにDVDが発売されてから見ました。そして、びっくりで、どっきりで、好きな映画になりました。

 

人が死にすぎだろ?

殺しすぎだろ?

 

とも思うわけですが、それをしのぐ面白さ。

 

元殺し屋のジョン・ウィックは引退して妻と幸せに暮らしていましたが妻は死去。「妻は殺される」んだと思っていたんですよ。そして復讐の怒りに燃えて...だと思っていたのですが、あらら、そうじゃない。妻は病死なんですね。

 

ジョン・ウィックはこれまでの世界と手を切って妻と一緒になったのに、その妻との幸せな日々はもう戻りません。喪失感に苛まれるジョン・ウィック。

 

そこへすでに亡くなってしまった妻から届いた1匹の犬。こいつと生きていこう、的に少し元気を取り戻したかのように見えたのに、その犬を強盗に殺され、車を盗まれたことで怒り爆発!!な映画がジョン・ウィックです。「犬1匹のために」っていう設定が猛烈に面白いわけです。まぁ...でも...うん...そうだよね。だってただの犬じゃないもん。さらに「あのジョン・ウィックに手を出したのかっ!」な、水戸黄門的なところも面白いんですね。「誰だと思ってんだ!?おい!大変な男に手を出したな」と。

 

キアヌ・リーブス。アクションもよいですが、ジョン・ウィックではしょぼくれ感がいいんですよー。女心をそそるんですよーかっこいいキアヌが妻を思ってしょぼくれてる感。ノー笑顔。そのキアヌが猛然と立ち上がって反撃していく、あのスピード感がいいです。

 

 

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そして癖のある脇役たち。緩衝地帯の絶対中立地帯のコンチネンタルホテル...ありそうだよね。

 

ジョン・ウィック(字幕版)

ジョン・ウィック(字幕版)

 

 

という話が、ジョン・ウィックです。最初の映画です。まだ観てない人はジョン・ウィックからどうぞ。

ジョン・ウィック チャプター2

そして、あれから2年。

ですが、お話としては、あれから5日後です。

 

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そこを知らなかったので、回想シーンなのか、繰り返しなのか、どこからどこまでが時代が被っているのかよくわからず、最初に若干混乱しましたが、ジョン・ウィックからジョン・ウィック2までは5日だそうです。

 

ジョン・ウィックでは「鉛筆で人を殺した。しかも3人も」が伝説となっていたのですが、ジョン・ウィック2では「たった1匹の犬のために大勢の仲間が死んだ」みたいになっています。そう、そこ!そこだもんね。ジョン・ウィックの面白さは。

 

それと、伝説になっている「ジョン・ウィック」という名前の連呼。これがかっこいいんですよ~。フルネームで呼び合うってかっこいいよなぁ。

 

ジョン・ウィックでは犬と車。

ジョン・ウィック チャプター2では家です。

家を破壊されます。

 

そして、裏の世界に復活...か...?

 

という展開になります。

相変わらず、さっくさくとたくさんの人を殺します。

 

本編122分で141殺。

おぉ...

(数えようかと思ったけど、フライヤーに書いてあったわ)

ジョン・ウィックを支える人たちがいいんだなー

前回もジョン・ウィックを支えるコンチネンタルホテルの設定とシーンは面白かったし、今回もオーナーのウィンストンはばっちり出てきて重要な役割を果たしますが、それ以外にもジョン・ウィックを支える人たちのお仕事ぶりがいいんですよ。

 

ジョン・ウィックでも出てきた車修理屋の オーレリオ。

ボロボロになった車を直してくれそうな頼もしい車屋さん。

 

武器を選んでくれるウエポンソムリエ

防弾スーツを作ってくれる裏仕立て屋

 

このあたりは、ちょっと「ふふっ」ってしてしまいます。

 

万が一着弾しても骨折と激痛ですむ死なない特殊な繊維のスーツって、なにそれ?最強w

 

プロのジョン・ウィックを支えるプロのお仕事ぶりを堪能してください。

ここから軽いネタバレも混じってるよ

 

 

 

イタリアンマフィアのサンティーノが自らの姉の殺しを依頼してきます。ジョン・ウィックにはサンティーノの依頼を断り切れない、断れない義理があります。そう、ジョン・ウィックが組織から抜けるときの条件だった、最後の実行不可能なお仕事のパートナーだったのです。

 

ジョン・ウィックは迷いますが、結局断ることはできないと、仕事をうけます。そしてサンティーノの姉がさくっと死んでしまうわけですが、もったいないもったいない~。この姉のシーンはよかった、とてもよかった。潔さもGood!生かしておいて今後の展開に使って欲しかったな~。

 

姉を殺すという依頼を遂げたにもかかわらず、「姉を殺したな」という大義名分で、サンティーノはジョン・ウィックを殺しにかかります。姉の忠実な部下にも狙われ、サンティーノの部下に狙われ、さらにサンティーノはジョン・ウィックに7億円の懸賞金をかけたために、辺り一面 敵だらけ、という状況に陥ります。どうする?どうなる?ジョン・ウィック!!!

 

ということで、ジョン・ウィックを観た人にはジョン・ウィック2もお薦めしたいわけですが、これ、シリーズ化するんですかね?また続編作るよね?きっと。と思う最後なのでありました。それまでにブランクを感じさせないキアヌ・リーブスでいてくださいませ(前作よりもちょっと腹出てたぞ。ジョン・トラボルタほどではないけど)。

 

今日はここまで。

 


 

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