読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

おうつしかえ

ブヒブヒ言ってるだけです。誰も恨んでいません。

クロワッサンで朝食を[映画]フランスの名女優ジャンヌ・モローが85歳で主演。

ジャンヌ・モローが85歳にして久しぶりに主演を果たした映画、

「クロワッサンで朝食を」

 

クロワッサンで朝食を [Blu-ray]

 

ジャンヌ・モローは古典名作と言ってもいい「死刑台のエレベーター」などに出演しているフランスの大女優。

 

死刑台のエレベーター(完全版)

 

超~美人女優さん。

 

そのジャンヌ・モローが久々に主演ということで、見たかった映画だったのですが、見る機会を逸していました。

 

エストニアで母を看取ったばかりのアンヌに、パリでの家政婦の仕事が舞い込む。悲しみを振り切るように、憧れのパリへ旅立つアンヌ。

 

しかし、彼女を待ち受けていたのは、高級アパルトマンに独りで暮らす、毒舌で気難しい老婦人フリーダだった。

 

フリーダはおいしいクロワッサンの買い方も知らないアンヌを、冷たく追い返そうとする。アンヌを雇ったのは、近くでカフェを経営するステファンで、フリーダは家政婦など求めてはいなかったのだ

 

だが、遠い昔エストニアから出てきたフリーダはアンヌにかつての自分を重ね、少しずつ心を開いていく。やがてアンヌは、フリーダの孤独な生活の秘密を知るのだが──。

映画「クロワッサンで朝食を」オフィシャルサイト

 

前半のアンヌは暗い。

エストニアで母を介護するアンヌ。

離婚し、子どもたちもそれぞれ独立。

暗い。

 

そして、パリへ。

明るいパリへ。

 

パリで仕えるのは、ジャンヌ・モロー演じるフリーダ。

気難しいというか、いじわるな、心を開かない孤独な老婦人。

 

やっぱり暗い。

最初の画像のような、パリの明るい軽快なイメージの映画じゃないです。

 

 

アンヌが用意した朝食に、フリーダは手を付けません。

朝食はクロワッサンと美味しい紅茶。

それがフリーダの流儀。

 

アンヌはフリーダのためにスーパーでクロワッサンを買います。

それをフリーダは優雅につまみあげて床に落として言います。

 

「本物のクロワッサンはスーパーじゃなくてパン屋で買うのよ」

 

そんなフリーダに仕えながらも、アンヌはパリの町並みを夜に昼に散歩をし、ウィンドウをのぞいてみたり、エッフェル塔に出かけたりします。

 

ひとつひとつ重いものを脱いで行くように。そして、アンヌは軽くなっていくように感じます。

 

フリーダと打ち解けてカフェに連れ立って出かけるときのアンヌの美しいこと。

 

なかなか軽くなれないのはフリーダ。

 

ここからネタバレあり

 

 

 

[広告]

 

 

 

アンヌをコーディネイトしたカフェ経営の男性 ステファンは、フリーダの愛人。フリーダは若い頃から奔放で愛人がいました。その一人がステファンだったのです。

 

ステファンにすがるつもりはなくても、他に会いに来てくれる人もいないフリーダ。フリーダにカフェを出させてもらった恩と、束縛される重さに悩むステファン。

 

そしてステファンとアンヌ。

フリーダの女の勘。

まさかの、えっ!?

 

気持ちが落ち着いたステファンがフリーダを訪れます。

ベッドに入って並んで横たわる二人。

 

ベッドでステファンの体をまさぐるフリーダにステファンが言います。

「何をしているんだ」

「思い出よ」

↑うろ覚え

 

おばあさんになっても女でありつづけるフリーダに、嫌悪感を抱く人もいるかもしれません。が、自分主体に生きるとこういうこともあるでしょう。お金があるって素晴らしいー(そこかっ!)

 

ジャンヌ・モロー素晴らしいです。よくやった!よくやれた!と。老獪。大女優でありながら、後年こういう生々しい作品に出演するということ事態が素晴らしいです。

 

ジャンヌ・モローのセリフを聞いていて、フランス語って素敵~と思いましたよ。英語すらできませんが、ひさしぶりにフランス語の綺麗さを感じたかも。

 

パリの町並み、ファッション、インテリア、細かいところを見ていても楽しめますが、音楽が素敵なんです。話は入り組んですっきりしないし、重いのですが、音楽が軽快。

 

パン屋で買った焼きたてのクロワッサンを食べたくなる映画、というよりも、何か新しい一歩を踏み出したくなる、いくつになっても勇気を持って一歩踏み出したい、そんな気持ちになれる映画でした。

 

今日はここまで。

 

同じくおばさんのフランス映画↓↓

 

[広告]

 

■合わせて読みたい