暴走遺伝子っていうタイトルが・・・ダサ
と思いましたが、予告で面白そうだったので初回を見てびっくりです。
根無し草で前科者のサラ。養母に預けた娘を連れて遠くへ逃げ、人生をやり直そうと考えていたある日、自分とそっくりな女性ベスが自殺するのを目撃する。サラはベスになりすまし、彼女の貯金を奪って逃亡資金に充てようとする。だが誤算だったのは、ベスが刑事だったということ。その上、ベスは生前に不祥事を起こしていた。正体を知られまいと四苦八苦するサラ。そんな彼女の前に、またしても自分と瓜二つの別人が現れた・・・。ディーライフ/Dlife オーファン・ブラック 暴走遺伝子
自分にソックリな人がいたら、そこからドラマが始まりそうでしょ?
飛び降り自殺をしそうになったら、それを止めて「あなたは誰?」「あなたこそ誰?」というところから、長い長いドラマが始まりそうなのに、駅のホームで見かけた自分にソックリな人は、あっさりと飛び降りて、目の前で死んでしまいます。
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止めなかった、止まらなかった!!!
うん。自分にソックリな人がホームに上着や鞄や靴を脱いで揃えていたら、自分の頭がおかしくなったかと思って、動けないのもわかる気がします。
さらに出てくる自分にソックリな女性。自分の車に乗り込んで来た赤毛だけどやっぱり自分にソックリな女性は、そのあとすぐ誰かに射殺されてしまいます。スパンとスパンと額を撃ち抜かれて。
えーーーーー?まだほとんど話もしてないのに!!!
そんなビックリのドラマ展開あるーーー???
ということで、もう引き続き見ること決定のオーファン・ブラック。
サラは死んでしまった刑事のベスになりかわるんだけど、そんなの無理でしょー無理でしょー。同僚も彼氏もいるんだし、夜も一緒に過ごしたりするわけだし!!無理無理ーーーと思うんだけど、何となく何となく問題をクリアしていきます。
もちろんだけど主人公サラを演じているタチアナ・マスラニーが、他のクローン達も演じています。研究者とか、サッカーママとか。
仕草とか性格でちゃんと別人に見えるんだなー。これが。研究者の子はクローンなのに自分よりもちょっと巨乳。英語のなまり的にはどうなんでしょーか。そこもわかれば面白いと思うんだけど。
義弟役のフェリックスはジョーダン・ガヴァリス。
芸術家志望でゲイの役。
うーん。どこかで見たよこの人。
骨格のはっきりした美形。
勘違いかなぁ。
印象的な人なんだけどな。
シーズン2も来年発売。
人間のクローン。今の科学や医学的にはもうそんな遠い将来ではなくできてしまいそうです。いや、もうできるのかな。してはいけないという倫理感でそれが表に出てこないだけで、もうクローンはいるのかもしれません。
でもクローンであっても、やっぱり別の人間だと言うこともこのドラマで感じます。そしてクローンありきで、それ以外の何かが排除されるような世界は怖いです。このあたりのテーマは回を重ねると出てくるのかもしれませんが、多分どこまで行っても、その研究や進化を止めない限り、わたしにとって解決納得できるものが出てくる気はしません。
BBCではシーズン3も来年放映予定なので、しばらく楽しめそうです。
今日はここまで。
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