おうつしかえ

ブヒブヒ言ってるだけです。誰も恨んでいません。

お医者さんに行ったご褒美が復活していた。わたし大人だけど。

ふと気がつくと、歯周病で悩んで悩んで絶望して悩んで、歯科医を探して、歯科医を訪ねて、というあの日々からだいたい2年。

 

そういえば、絶望したあの日も涙ぐみながら「おいしいランチで元気だそう」「なになら元気出るかな?」と、ちょっとお高めの、とはいっても2000円はしないくらいのフレンチランチを選んで、自分を鼓舞しながら食べたんだった。おいしかった。よかった。ある意味思い出のフレンチ。

 

 

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現在通っている歯科も、だいたいお昼前に終わるようにして、帰りに「どこで何を食べようかな-」と、韓国料理だったりカレーだったり、ラーメンだったりとランチを楽しみに通っていたりします。

 

先日、喘息が復活してしまったので、母に勧められた母が通っている呼吸器科に行っています。「また喘息かぁ...はぁああああガッカリ」と、思いながら、帰りに立ち寄った、小さな小さなビストロ。小さいお店ですし、すごく安いんですけど、雰囲気もお料理も良い!!!知らなかったなぁ。こんなお店があったなんて。

 

前菜

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こういうちょっとした野菜の前菜がおいしい店は、料理全般期待できます。

 

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生パスタ

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フォッカチャ

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メインのお肉

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お肉はダイジなので2枚載せました。

食べたのは一皿です。 

 

デザート

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これ全部で2000円くらいです。どうしたってワインとかエスプレッソとか注文しちゃうから2000円後半にはなるし、アラカルトでいろいろ頼むともっと高くなるけれど、一人で種類を多めに食べたいときはこれがちょうどよいの(しかも元気ない時は)。いい店だぁー。地元の人は知っていて評判がよいし、長年やっているみたいなんだけど、ネットにはあまり出てなくてそれがまたいい!通う楽しみができました。

 

...お店の名前は絶対教えないから (*'∇')ウフフフフ

 

で、気がついたのです。

思い出したのです。

 

小さいころ病院に行くと(で、いい子にしてると)ちょっとしたお菓子を母が買ってくれたことを。裕福ではなかったのでガムなどの安いものや、遠慮してみんなで食べられる袋菓子を選んだり。「なにもいらない」ということも少なくなかったと思います。

 

でも、小学生の時。足。ちょっとした手術することが決まったのですが、もうそれが嫌で嫌で。帰り道に「なにがいい?」と言われたとき「ヒールのある靴!!」と無理難題をふっかけた(つもりだった)ことがありました。母が「靴屋さんに寄りましょう」と、行きつけの靴屋さんに連れていってくれて、欲しかった靴を買ってくれたのですが、安心するどころか、逆に「え?そんなに簡単に買ってくれちゃう?」「わたし死ぬのかな?」と猛烈に不安になりました。←全然そんな手術じゃないんですけどね。

 

小学生高学年-中学生の時に電車で1時間以上かかる医者に通っていたときには、帰りに蕎麦屋に立ち寄ってきしめんを食べるか、札幌ラーメンやさんで塩バターコーンラーメンを食べてから帰るのが楽しみでした。蕎麦屋は普通の蕎麦屋で、中学生が一人で入るようなところではなかったのですが、以前、親と来ていたのを覚えてくれていたようで「今日は一人なの?」と聞かれ、それ以降は特に何もなく何回も通っていました。今でもあの店あるのかなぁ。濃いめのつゆにきしめんに青菜と花鰹。おいしかったよなぁ。あれ。

 

そう。

病院にはご褒美がつきものでした。

 

あれをいつの間にか、自分のために、自分で、復活させていました。病院へ行くときはご褒美とセットで。行かなくてはならないときに、足が重くならないように。でっきるだけ、少しでも、楽しい気持ちで行って帰ってくるために。

 

もちろん食べ過ぎ注意で、健康的に。 

今日はここまで。

 

 

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