読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

おうつしかえ

ブヒブヒ言ってるだけです。誰も恨んでいません。

「ニセ医学」に騙されないために[著 NATROM氏]怖いのは中の人が本気で信じている時

読書感想文 体の弱い人の世界(健康・不健康) 怖い話・不思議な話・不運

一度は読んでおきたい本です。

できれば体調不良になる前に。

 

本書の著者は、ネット上でいち早くニセ科学批判を始めた内科医。危険な反医療論や代替医療、健康法について、査読を通った確かな文献をもとに、わかりやすく説明しています。

「ニセ医学」に騙されないために   危険な反医療論や治療法、健康法から身を守る!

「ニセ医学」に騙されないために 危険な反医療論や治療法、健康法から身を守る!

 

 

ニセ医学を真っ向から全否定するのではなく、やさしい語り口調で、救いを残すような書き方でとても好感が持てました。

 

元気なうちに読めてよかったと思った本です。

 

NATROM氏のサイトやツイートは拝見していましたが、本になったことで年配者やネットが苦手な人にも薦めやすくなったので、ピュアな信じやすい身内や身近な人にも読んでもらおうと思っています。

 

「トンデモ学説」や「ニセ医学」は、これまでの常識を覆すので、エキセントリックな強い言葉で語られることが多く、ショッキングでインパクトがあり、強い伝搬力を持ちます。それにやられてしまいます。

 

この本を親しい人には読んでもらって、弱ったときの判断の助けにして欲しいと思っています。何かに惑わされることなく、そのときの自分にとって適切な医療を受けられるように。

 

[目次]

現代医療

薬(ステロイド)、がん、ワクチン、出産、

 

代替医療

伝統療法(ホメオパシー)、エネルギー療法、独自療法

 

健康法

健康食品

健康グッズ

 

 

[広告]

 

「「ニセ医学」に騙されないために」を読んで思ったことと、過去のこと

わたしは東洋医学とか、神様の存在とか、念とか、そういうものを全否定はしていません。

 

気持ちの持ちようで、いい効果があったり悪い効果があること。たとえば強いストレスが体調に影響することなどは、ある程度は心に留めています。

 

宗教と同じように考えています。

信じることで、心の平静を保つ。

心の平静が体の平静も保つ効果がある。

 

逆に

体が不調だと心も不調になる。

とも思っています。

 

信じる信じないはそれぞれの人の自由です。

 

でも、そこに生命の危険やマイナス要素があるとしたら? 

 

そして、ニセ医学を盲信するがために、適切な医療を受けられなかったら?または最適な医療を誤解したら?

 

それはとても残念です。

 

◇ 

 

以前、民間療法の人のところに、仕事上の仕入れで何回か伺っていました。

 

あなたの身近で○○な人はいない?

いたら、紹介して

そうしたら院長が治してあげるから

 

そう言われました。

 

ですが、どう聞いてもそこには科学的な根拠はありそうにありませんでした。ありえません。その施術でそれは治らないと思いました。

 

患者としてではなく外側から見たので、施術者の人となりもわかりました。人間的にも信じられませんでした。発言もしかり。公序良俗的にも信頼できない人だと思いました。

 

のちに根拠のない施術で詐欺だとなるわけですが、今でも怖いと思うのが、そこで働いている人たちはみな、施術者のことを強く信じていて、そして施術者も自分の根拠のない力を100%信じていたことです。だから騙していないわけです。自分たちは確かなものだと思ってそこへの信頼感が揺るぎないのですから。そうやって全員が実態のないものを信じ切っている、それはとても怖いです。

 

その真っ直ぐな主張に賭けてみようか、と思った人もいたわけです。弱っているとき、または家族が弱っているときなら、わたしでもそういう状況ならすがってしまうことが絶対無い、とは言い切れません。

 

信じることはいいことだと思います。わたしはいろいろ疑り深い傾向があります。その疑り深さはいいのか?悪いのか?ーと思いますが、でも、こういったことに関しては、疑ってみることはだいじだと思っています。

 

第三者に意見を求める、医療なら医師免許を持った医療従事者の言葉に耳を傾ける、そうしてある程度、客観的に判断できる自分でいたいです。

 

そう思っていても、体調不良になった時のわたしの心の不安定さを思うと、その時にそんな風に客観的に判断できるかは全く自信がありません。

 

一般人のわたしには医療のこと、ほんとうのことはわかりません。ですから疑心暗鬼になって、実態や効果のないものを信じてしまうかもしれません。特に体調が悪くなったときの心の不安定さは、健康なときには計り知れないものがあります。

 

スタッフも真剣に薦めてくれ、スタッフも心から信じきっていると、その迫力や勢いに惑わされてしまうかもしれません。ですがスタッフたちが信じているから、だから正しいと言うことには全くなりません。

 

健康なときにこの本を読んで、一般的に信じられているものでも正しいと言い切れないことはある、中の人が信じ切っていてもそれが正しいということにはならない、ということを頭に置いておきたいと思うのです。

 

最後を引用します。

 

健康情報に関するデタラメを見抜けるかどうかは、命も左右する。自分の命を守るためにも、たくさんある情報の中から信頼できるものを選び、利用する能力が必要だ。

 

これがなかなか難しい。誰しも間違った情報を敢えて選んでいるわけではありません。でも間違った情報を選んでしまう。

 

だからこそ、この本を読むことで情報選びのこつやポイントを自分なりに考える、あらかじめ学ぶということをしたいと思います。

 

それを意識して自分の健康も、大切な人の健康も守りたいです。

今日はここまで。

「ニセ医学」に騙されないために   危険な反医療論や治療法、健康法から身を守る!

「ニセ医学」に騙されないために 危険な反医療論や治療法、健康法から身を守る!

 

  

[広告]

 

■合わせて読みたい