おうつしかえ

ブヒブヒ言ってるだけです。誰も恨んでいません。

読書感想文

あまからカルテット[柚木麻子]うらやましいけど多分無理。でも美味しいものがたくさん出てくる。

柚木麻子のあまからカルテット。 4人の仲良し同級生が、社会人になっても、それぞれを思い、何かの時には助け合って成長する、というお話です。 仲良し四人組の探偵小説。ピアノ講師の咲子、編集者の薫子、美容部員の満里子、料理上手な由香子。恋愛の荒波も…

人の本棚から読んだコミックを笑うな

人の本棚をのぞくな。 人の本棚から読んだコミックを笑うな。 そんな言葉があったかどうか。 人の本棚から読んだコミック本3冊。 又鬼の命[矢口高雄] もうね、 マタギ。 又鬼の命 作者: 矢口高雄 出版社/メーカー: 三冬社 発売日: 2008/06 メディア: 単行…

キャベツ炒めに捧ぐ[井上荒野]を読んで、猛烈にがんもどきが食べたくなった。

井上荒野の「キャベツ炒めに捧ぐ」。 食べものが出てくるお話は大好きです。 「キャベツ炒めに捧ぐ」は、題名通り、たくさんの料理、食材が出てきます。 キャベツ炒めに捧ぐ (ハルキ文庫 い 19-1) 作者: 井上荒野 出版社/メーカー: 角川春樹事務所 発売日: 2…

恋の病は食前に[拓未司]横手焼きそば姫路おでんシロコロホルモン肉巻きおにぎりイタリアンスパゲッティ

拓未司の短編集です。 わたしは短編集よりも長編のほうがのめり込めるので好きです。でも食にまつわる小説はあまりないんですね。圧倒的に短編集が多い気がします。 その中で貴重な長編。この2冊を読みました。 <a href="http://banban.hatenablog.com/en…

「離婚しちゃいなよ。あんなヤツ」りこんみち 母さんは覚悟をきめたよ[古野崎ちち子]を読んで思い出したこと

古野崎ちち子「りこんみち 母さんは覚悟を決めたよ」 読みました。 タイトルがもうすでにドキドキするタイトルですが、中身もドキドキします。 「覚悟を決めたよ」です。 決めちゃったんだー りこんみち 母さんは覚悟をきめたよ 作者: 古野崎ちち子 出版社/…

ウドウロク[有働由美子]泣き方が怖え

ウドウロク 逆さに読んだら、クロウドウ。 著者の有働由美子(うどうゆみこ)はNHKアナウンサー。 ついこのあいだまで、有働由美子はわたしの観測範囲にありませんでした。なぜならほとんど地上波は見ないから。ゆいいつNHKの朝ドラは見ていたりするのですが…

静子の日常[井上荒野]スターな彼女の捜しもの[ソフィー・キンセラ]

井上荒野の他の作品が読みたかったのですが、先に手に取ったのがこれでした。 静子の日常 装丁も好み。 こういう本はカバーを掛けないで読みます。 静子の日常 作者: 井上荒野 出版社/メーカー: 中央公論新社 発売日: 2009/07 メディア: 単行本 購入: 2人 ク…

蜜蜂のデザート[拓未司]

ビストロ・コウタ第二弾。 食べ物が出てくる小説は大好きです。 って書いた「禁断のパンダ」。 禁断のパンダ[拓未司] - おうつしかえ このときはお料理全般でしたが、デザートがたくさん出てくるお話は「蜜蜂のデザート」 蜜蜂のデザート (宝島社文庫) 作…

禁断のパンダ[拓未司]

大事なことなので何度も書きます。 食べ物が出てくる小説は大好物です。 この「禁断のパンダ」 タイトルもいいし、表紙のイラストも可愛いし、 「このミス(このミステリーがすごい)」の大賞受賞作(2008年) さらに著者は、 岐阜県可児市出身。兵庫県神戸…

タルト・タタンの夢[近藤史恵]

近藤史恵といえば、モップシリーズ。 ここでもちらっと書きました。

離婚してもいいですか?[野原 広子]

一気にざざざーーーーっと読みました。 日常のあるあるーという感じの細かい描写。 そんなことあるよねっ! という、エピソードがてんこ盛りです。 離婚してもいいですか? (メディアファクトリーのコミックエッセイ) 作者: 野原広子 出版社/メーカー: KADOKA…

マミーがぼくを殺しにやってくる ヤンキーセレブ[ユージ]

タレントのユージ。 母などはユージには「礼儀正しい男子」というイメージがあるようです。 「ユージって育ちも良いのよ」とも言っていました。時折バラエティなどで、「曽祖父がドミニカ元大統領だった」などとセレブなところも取り上げられているからでし…

真夜中のパン屋さん-パンは誰にでも平等な食べ物

「パンならいくらでも食べられる気がする」 ↑これはわたしの名言ヾ(〃^∇^)ノわぁい♪ ふわっふわの食パンはいくらでも食べられる気がし・ま・す・よ・ね☆ 「パン一斤とか普通に食べられるっしょ」と、言ったら「んんーーーーでもわたしはパン一斤でおなかいっ…

わたしの宇宙はコミックの中にある。宇宙関連コミック

宇宙を見たい。 宇宙に行きたい。 なんて、思ったこともありませんが、小さいころは星を見上げるのは好きでした。星座の本や星座早見を買ってもらって、星座を覚えようと思ったこともありますが、あれは無理でした。結局みんなが知っている有名なものしか覚…

読みのがしていませんか?おすすめコミック10冊

頭を使わずに手軽にリフレッシュできるもの。簡単にストレス解消できるのはやっぱりコミック。コミックのちょっとしたセリフや場面でヒントをもらったり、元気が出たりすることもあります。 わたしもそんな言葉をいくつか胸に抱いています。 ふふ。 ( ^ x ^ …

どうしようもないときの読書感想文の書き方

いよいよ、夏休みも終わりですね。早いところではすでに新学期が始まっている模様です。 今年は9月1日が月曜日という、どう考えたって気の重い新学期のはじまりですが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。 ↑どうでもいい挨拶。 さて、 読書感想文が嫌いだ …

パーキンソン病とつきあう。マイケル・J・フォックスの「ラッキーマン」

ある一定の年齢の人なら、マイケルJフォックスの出演作の1つは見たことがあるでしょう。 一番有名な映画は、ほら、あれですよ。 バック・トゥ・ザ・フューチャー。 バック・トゥ・ザ・フューチャー [Blu-ray] 出版社/メーカー: ジェネオン・ユニバーサル 発…

夏休み残りわずか読書10冊

夏におすすめ本を気分で選んでみました。 「花子とアン」にちなんで 赤毛のアン 赤毛のアン―赤毛のアン・シリーズ〈1〉 (新潮文庫) 作者: ルーシー・モード・モンゴメリ,Lucy Maud Montgomery,村岡花子 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2008/02/26 メディア…

「みみずの女王」いまならどうなる?

昔からの民話や童話には残酷なものも多いです。 小さいころ図書館とかで読んでいた童話や民話は、「棒でひどく打ちつけました」とか「ころしました」とか「死んじゃいました」など、のものは多かったと思います。 でも、そのお話が今の子どもたちの絵本にな…

読書の時間がなかなかとれない?わたしの読書法

「なかなか本を読む時間が取れないー」というと「わたしもー」「おれもー」という声がたくさん聞こえてきそうです。 通勤通学に電車などの公共交通機関を使っていれば、移動時間に読む、ということもできそうですが、混雑していると本を開くこともできなかっ…

究極の節約-買わないのが一番安い

どうやったらお金が出ていかないのか。 どうやったらお金が貯まるのか。 少しでも安い物を買おうと思って、バーゲンに並んだり、楽天スーパーセールに目を光らせたり、割引の文字が大好きなあなた! そう!そこのあなた!・・・じゃない。 ほかでもない わた…

嫁と姑。言っても解らなければ拳で語り合え!嫁姑の拳

嫁と姑といえば、陰湿な戦い、またはうわっつらの仲良しドラマが多い中で、このコミックはある意味、奇想天外。 言っても解らなければ拳で語り合う。 古い物を認めない精神をたたき直すために戦う 嫁のデリカシーのなさをたたき直すために戦う。 [広告] //…

限界集落を救え!ローマ法王に米を食べさせた男 過疎の村を救ったスーパー公務員は何をしたか?

思ったことを成功に導く、実現させるために、考えて策を練って、人の気持ちまでも動かす。 こういう人が、わたしの中での「すごい人」「頭のいい人」です。たとえばこういう人。限界集落である神子原地区をどうやったら救えるか?ということを考えて、実行す…

娘が学校に行きません「親子で迷った198日間」

小学校5年生の娘が不登校になった、というお母さんのコミックエッセイです。テーマは不登校ですが、著者のほんわかしたイラストで気持ちよく読むことができます。大好きな本です。 娘が学校に行きません: 1 (コミックエッセイ) 作者: 野原広子 出版社/メーカ…

パパとの関係に悩み、離婚そしてシングルマザーとして生きる「モモちゃんとアカネちゃん」のママから学ぶこと。

はーい。 前回の記事 大人が読んでも楽しめるほんわかな懐かし童話 - おうつしかえ で、思い出しちゃったから、もう少し語ります。 パパとの関係に悩み、離婚そしてシングルマザーとして生きる「モモちゃんとアカネちゃん」のママ モモちゃんとアカネちゃん …

GW 大人が読んで楽しめる懐かし童話

大人になっても童話がとても好きだ。 高校生のころ部活が停止になる試験1週間前になると「図書館で勉強する」と小さい図書館へ行って、子どもコーナーから離れず片っ端から読んだ。 子どもコーナーが混んでくると、10冊単位で童話を持って、自習スペースに…

ドアの向こうのカルト -エホバの証人を内側から見る

エホバの証人。 ときおり訪問されていたりしたけれど、それほど興味も関心もなく過ごしてきてしまった。 なぜなら、 私にたいしては過激ではなかったから。 もっと過激だったら全力ではねつけ、反論したと思うんだけど、柔らかかったのね。 だから、その都度…