おうつしかえ

ブヒブヒ言ってるだけです。誰も恨んでいません。

トラブルのポイントは個人なのか企業や団体なのか

公共の団体、または大手の企業やお店などで、信じられないような理不尽な出来事に出会うことはある。え?なんでそんなことに?えっ?そんなことがまかり通るの?公だからこそ、大手だからこそ過分に信じていたようなところもあって、裏切られた感じの衝撃は大きい。おかしいだろっ!!

 

そしてその不快感、疑問が最高潮になるのはその時の「人の対応」なことが多い。火に油を注ぐがごとし。本筋はその企業や団体が決めていたルールで、それ自体は多分仕方ないことだったりするんだけど、対応が火に油を注いでこちらの怒りをさらに増させる。

 

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そんな出来事がTwitterなどで流れてくると、ふと思う「どうなの?」。恐らく自分に降りかかったら、その瞬間、いやしばらくは猛烈に怒っているに違いない。でもその怒りが「人」だとしたら?SNSで個人が特定できるように広める?

 

とっさの瞬間にどんな対応が取れるかどうかはその人の立場や、パーソナリティに因るところが多くて、そう考えると全員が優秀で、いい人で、物がわかる人で、いつでも誠心誠意向き合えるような人ばかりじゃないんだよ。だってそうでしょ。みんな失敗もするし、勘違いもするし、時には傲慢になったり想像力が至らない人だっているわけなのよ。自分の周りを見たってそう。ちょっと配慮が足りない人やうまく出せない人はいる。わたしもそう。

 

怒ってはだめだということではなくて

  • 企業や団体のルールがおかしい
  • 企業や団体のルールがない、または不十分

ここは声を上げて変えていきたいところ。そういう主張やアドバイスがもらえるのはSNSのいいところだよね。でもそれSNSに流す前にまず直接企業や団体にぶつけていいよね。

  • 担当者の解釈がおかしい

ルールや規約の解釈が正しいのか、企業や団体がどう思っているのか知りたい。これもSNSに流す前に聞いてみたいところ。

  • 担当者の対応に腹が立つ

これも企業や団体に指導を促したいし、その対応がトップの意向通りなのかは問いただしたい。

 

と思っているので、結局、個人攻撃はちょっと違うかなと思ってる。

 

自分が働いているところでのことを、特定可能な状態でほぼ実名を挙げられてSNSで流されてそれが炎上したら、どんなにツラいだろうか。匿名でわいわい言っている人の酷いこと酷いこと。それあなたに降りかかったことでもないし、いち社員や職員、いちアルバイトの立場の人をそこまで罰せなければいけないこと?と怖くなる。SNSで罵倒している人は軽い気持ちで元のトラブルの被害者?に同調共感して怒っているのかもしれないけれど、それかなり酷い言葉だよ。で、時が来たら忘れちゃうんでしょうけど。

 

さらに言うと、ちょっと話はずれるけど、FBとかTwitterとかで比較的立場が強い人が、俺様にサービスしないのはおかしいだろ?的な発言をしているのを見るとうんざりする。「実るほど頭を垂れる稲穂かな」って知らないのかな。って思う。でも今回のわたしの記事の趣旨からいうと、こういう人たちの「上の人を出せ!」っていうのはある意味正解なんだろうけど。

 

話を戻すと、怒り沸騰ポイントの「人の対応」は人なんだから色々あると思うのよ。うまく立ち回れたり、キチンと会社の意向をくまなくくめる人もいる。でもうまく対応できない人もいるし、一瞬の保身だけしか頭にない人もいる。そこも含めてどうしたら解決できるかを考えていきたいし、少し優しさも隠し味として持っておきたい。そんなことを思う、秋の夕暮れ。

 

今日はここまで。

 

 

秋の日の夕暮れ―ある精神病者の青春

秋の日の夕暮れ―ある精神病者の青春

 

  

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